大岡グリーンツーリズムの一環で農家民泊を、というお話をしましたが
その民泊第一弾が、先日、無事に終了しました。
関東からバス7台、約200人の生徒さんがやってきました!
その200人の生徒さんは、大岡や信州新町の受け入れ農家さんに
割り振られて農業体験などをして、一泊を過ごします。
食事含めて、いつも通りの生活を。
お手伝いをたくさんさせてください、とのことだったので
あまり気張らないつもりではいましたが
そうはいっても、ソワソワ。
玉泉寺でも、3名、お預かりしました。
お山のてっぺんにあるお寺に着いて、
生徒さんたちも、さぞ驚いたことだろう。。。と思います
農業体験といっても私たちも畑のプロじゃないし、どうしよう?と思い
ご近所の花農家さんにお願いして、一緒に花の苗植えをしたり、作業をすることに。
初めて場所や体験に、生徒さんたちは驚きながらも楽しみ、一生懸命頑張ってくれておりました。
例えば、花ひとつとっても、きれいにお花屋さんに並ぶまでには、
こうして花農家さんが丁寧に花づくりをし、朝早くに出荷作業をして、
お花屋さんも朝早くに仕入れをしてお店に並べられるんだよ、というような話も出て、ただ作業をするだけでなく、物事の舞台裏を考える、そんな良い体験にもなったのではと思います。
作業後は、お寺の台所でおやき作りと夕ご飯の準備。
私も、教えるほど上手ではないおやきですが、
なんとか生徒さんと一緒に。
結果、中華まんみたいなおやきの出来上がり
それはそれで、美味しくいただきました。
西山地域の粉文化のお話と料理。
特産の豆類、信州新町のジンギスカンなどが食卓に並びました。
夕食後は、近場までナイトハイク。
360°見回せる場所での星空観測は、
少し曇っていて、いつもよりよく見えないなぁ、と思っていたら
生徒さんたちは、これでも十分すごいですー!!と
良かった良かった!
次の日の朝ははやく、あっという間の一泊二日だったけれど
良い体験経験、思い出ができたかしら??
大岡村での退村式では、知っている農家さんもいて
6人の男子生徒をお迎えしたそうで、食べっぷりが良かったわー!と
ニコニコ。
受け入れる農家さんも、この民泊を楽しみにしている様子が伝わってきました。
大型バスに乗り込む際に「おばあちゃん、元気でね!」「また来るよ!」と涙を流す子もいたりして。
都会で暮らす子どもたちが、少しでも本当の自然に触れて色んな思い出ができればと思います。
きっと、中には「もう田舎はこりごりだ!」と思う子だっているでしょうが、それも思い出のひとつ。
大岡から眺める北アルプスも本当にきれいで、
最高のお土産となったと思います。
みんな、また来てね!
最後に、生徒さんたちの荷物が色とりどりのコロコロのついたキャリーケース率が高くてびっくり!
私の時代の修学旅行なんて、そのへんのスポーツバッグ
担いでたような。。
しかも、運送会社が待機していて、
それで荷物を配送してくれるんだそうな。
へー、時代は変わるんだなーと変なところで感心してしまいました。