突然の別れ

玉泉寺

2015年09月15日 12:11

玉泉寺によく来ていただいていて、
大変お世話になった方が突然お亡くなりになりました。

おじいちゃん、と呼ぶにはまだ若い元気な方でした。

夏には草刈り、秋には落ち葉掃き、冬には雪かき。
蜂がたくさんいて困るといえば、蜂の巣駆除をしてくれ、
屋根のトヨが曲がっている、といえば直してくれる
とても器用な人で、いつもいつも、ありがたいなぁと
感謝しておりました。

月に何回かはお寺に顔をだして、
そういった作業をしてくれていたので
なんでも気軽に話したり頼んだりしておりました。

その元気な人が、突然、亡くなってしまいました。
脳梗塞でした。
本当に信じられません。
ついこないだも、蜂の様子を見に来てくれました。

長く生きていれば、何かをしてあげられたわけでもないけれど
あまりに早すぎ、突然だったので
もっと、話をしたかったと、
もっと、いつもありがとうねと伝えたかったと思います。

命は儚いなぁと思います。
明日、自分も周りの人も、どうなるかなんてわからないし
それこそ病に倒れるかもしれない。

今日を悔いのないように一生懸命生きるといいますが
なかなか難しい。
でも、ありがとうとか、簡単なことは伝えられるし、できる。
今回のことで、教えられました。

あのじいちゃんのことだから、死んでも
お寺のことが気になって、見に来そうだなぁ。
そしたら、いろいろありがとうね、と言いたい。
蜂は大丈夫だよー。

ご冥福を心からお祈りいたします。


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