巴の松 その後・・・

玉泉寺

2018年05月16日 08:13

木曽義仲全国大会の開催時に記念植樹された
玉泉寺の巴の松。

きちんと雪囲いすれば良いのでしょうが、
またしても雪の重みで折れてしまいました。

以前も折れてしまったのを、くっつけてもらったのに
今回は中心の太い枝が折れてしまったのです。

あぁ、もう駄目だなぁ、と思っていたのですが
先日、アキマサさんが庭木の剪定に来てくださって
巴の松も直してくださいました。

折れた中心の枝はバッサリ切られましたが
他の枝をひとつ、真と決めて、添え木をしてありました。
(写真が載せられなくて残念!また、再度チャレンジします!)

ダメだと思った木が、2度も立ち直っている。
それを見たら、人間も同じなんではないかと思いました。

中心が折れたらくっつけて直せばいい。
それでもダメなら、他のことを軸にして直せばいい。
絶対、これでなくちゃだめ、ということはなくて
こっちがだめなら、あっち。あっちがだめならこっち、
こっちが弱ければ添え木をしてサポートされながらやってみる、みたいな
いろいろありでいいんじゃないかと思ったのです。

私にはこれしかない、これができなきゃ、もう終わり、と思っても
細い枝でも成長するにつれてしっかり育つように
気づいたら、他のことが自分の軸となることだってあり得るのではないでしょうか。

何かにつまづいても、つまづいても、
この巴の松が松として、きちんと成長していけるのと同じように
私たちもどうにかこうにか、成長してやっていけるのではないでしょうか。

その前に、雪囲いをしっかりせえ、といわれてしまいそうですが
巴の松に教えられたのでした。

この場を借りまして、アキマサさん、いつも本当にありがとうございます。





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