己でさえ、己のものではない
子育てについて、何か心がけていることはありますか?、と
聞かれたことがあります。
仏教には、
己でさえ己のものではない、という言葉があります。
自分自身のことさえ、思い通りにいかないことが
ままあります。
うまくいかなかったり、病気になってしまったり。
自分のことでさえ、そうなのですから
ましてや子どもに対しても、自分のものではない、
という気持ちがあります。
こうなってほしい、とか
こうであってほしい、という期待や希望もありますが
子どもは親と同じように考えるとは限らないし
好みも考えも違う。
全くの別の生き物なんだな、と思います。
そうは言っても、希望もありますから、
それに反したとき、
何でこうなってくれないの?
と、ガミガミしがちですが、
「己でさえ己のものではない。
いわんや子どもをや。」
この気持ちでいれば、
無理に自分の考えを押し付けることはなく
自分もイライラせずに、ストレスフリーで居られます。
これは、子どもに対してに限らず
夫や妻であったり、部下、上司、
友人、ご近所さん、などにも
同じことが言えるんじゃないかな、と思います。
己でさえ、己のものではない
人に言う前に、自分自身を見つめ直せ、と
お釈迦さんは言うのです。
そんなふうに思っていると
イライラが少し減るように思います!
皆さまも、お試しあれ★
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