施餓鬼会 ~精霊棚~
2015年08月05日
8月、お盆が近づいてきました。
玉泉寺では毎年8月16日のお盆中日に施餓鬼会を行います。
施餓鬼とは??
お釈迦様の弟子に目連尊者という人がいました。
神通力に優れていたため、亡くなった母親がどうしているか
見てみたところ、母親は飢餓道に落ち、もがき苦しんでいました。
目連尊者はお釈迦様になんとか助けて欲しいと相談すると
お釈迦様は「お前の母親は生前重い罪を犯した。
多くの僧が雨季の修行を終える7月15日にご馳走を用意し
経を読み、心から供養しなさい。」と言いました。
そこで早速そのとおりにすると、母親は救われたということで
それがお盆の始まりです。
今生きている私たちが、飢餓道で苦しんでいる人々に代わって
善行を積み、供養をし、極楽へ導いてもらうことを施餓鬼といいます。
読んで字の如く、餓鬼に施すということですから
水や食べ物をお供えし、読経をすることですが
施餓鬼の最も大切なところは
生きている私たちも含めて、食べ物をわけあったり
助け合い、目に見えないもの、
小さなものにも気を配るという心がけなのです。
お盆を迎えるにあたって、自分の行いを改めて見直してみるというのも
よいですね。
さて、その施餓鬼会の準備を少しづつ始めています。
先日はご先祖様にお供えものを置く棚、精霊棚を組み立てました。
いつの時代から使われているものなのでしょう、
歴史を感じる棚です
8月16日の施餓鬼会には、この精霊棚にたーくさんのお供えものをしてご先祖様をお迎えします!
Posted by 玉泉寺 at 10:09 | Comments(0)
| お寺
玉泉寺では毎年8月16日のお盆中日に施餓鬼会を行います。
施餓鬼とは??
お釈迦様の弟子に目連尊者という人がいました。
神通力に優れていたため、亡くなった母親がどうしているか
見てみたところ、母親は飢餓道に落ち、もがき苦しんでいました。
目連尊者はお釈迦様になんとか助けて欲しいと相談すると
お釈迦様は「お前の母親は生前重い罪を犯した。
多くの僧が雨季の修行を終える7月15日にご馳走を用意し
経を読み、心から供養しなさい。」と言いました。
そこで早速そのとおりにすると、母親は救われたということで
それがお盆の始まりです。
今生きている私たちが、飢餓道で苦しんでいる人々に代わって
善行を積み、供養をし、極楽へ導いてもらうことを施餓鬼といいます。
読んで字の如く、餓鬼に施すということですから
水や食べ物をお供えし、読経をすることですが
施餓鬼の最も大切なところは
生きている私たちも含めて、食べ物をわけあったり
助け合い、目に見えないもの、
小さなものにも気を配るという心がけなのです。
お盆を迎えるにあたって、自分の行いを改めて見直してみるというのも
よいですね。
さて、その施餓鬼会の準備を少しづつ始めています。
先日はご先祖様にお供えものを置く棚、精霊棚を組み立てました。
いつの時代から使われているものなのでしょう、
歴史を感じる棚です
8月16日の施餓鬼会には、この精霊棚にたーくさんのお供えものをしてご先祖様をお迎えします!