仏前挙式

2016年11月14日

昨日、玉泉寺本堂に於いて仏前挙式を執り行いました。

11月中旬というのに、とても天気が良く暖かい日で
アルプスもきれいに見えて最高の日となりました。

玉泉寺での挙式は新郎新婦たってのご希望ということで、
私たちもそんなお話をお受けできることがとても嬉しく
そして有り難く、(前回のブログにも書きましたが)、
ワクワクしながらこの日を待っていましたicon12icon12
リハーサルもしましたicon12

長野市内でお仕度を整えた新郎新婦さんは、ホテルのお車で来られて
親族の皆様が来られるまで、お寺からの景色を背景に写真撮影。
本当に天気が良くて良かった!face02face02
白無垢と羽織袴が、よく映える~~~icon12

その後、奥座敷を控室に。
新郎新婦さんは、つかの間の一休みですface06

驚きだったのが、6年前、私が結婚式をしたときの介添えさんと、同じ方だったこと!
カメラマンさんも同じ人!
いやー、懐かしいね!、なんて、なんだかプレイバックしてしまいました。

桜茶でお待ちになっていたご親族の皆様を本堂へご案内すると、いよいよお式が。

配役は住職を戒師阿闍梨、副住職を説戒師(会奉行)とし、
私含め他3名の手伝いにてご婚儀を執り行いました。

仏前挙式では、はじめに仏様に結婚のご報告をします。
仏教で大切にしている「縁」というものを大切に受け止めるための儀式です。

仏前らしいのは結婚の証としてお数珠を授けられること。
そして、三々九度。仏前挙式では金剛誓水と言い、夫婦は互いに盃を交わして
堅い契りを結ぶものです。

その後、角隠し(綿帽子)を新婦のお母様が外します。
誓いの詞、親族固めの盃と続き、親族ご一統で盃を交わします。

後ろに控えていた私もドキドキしましたが、
ご婚儀を滞りなくとりおさめ、写真撮影へとうつりました。
その後会場を市内のホテルに移し、披露宴へと向かいます。


改めて仏前挙式を考えてみると、
「縁」、の大切さ、またその教えを伝えるための儀式なのだと感じました。
仏様、ご先祖様との縁、親子の縁、家族の縁、夫婦の縁。
それらに感謝し、大切にし、これから先へつなげていく、その始まりということです。

お二人が今日という日を迎えられて、
また、その場に私たちも立ち会うことができて、
これもまた縁と思い、大変嬉しく感じました。

とにもかくにも、私個人的にはご婚儀のお手伝いを無事に勤めることができ
ホッとしたのでしたicon16

仏前挙式

仏前挙式

仏前挙式

人生の新たなスタートを迎えたお二人。
本当に素敵でした!
私も、仏前挙式の魅力や感動を感じることができた一日となり
感謝でいっぱいです。

誠におめでとうございます。
どうぞ、これからも末永くお幸せに!!!!!












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Posted by 玉泉寺 at 23:17 | Comments(0) | お寺
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