赤ちゃんと和顔愛語

2018年04月26日

先日のブログ、写真が大きすぎでしたね。
うまくアップできずに申し訳ありません。
なぜか、ちょうどよいサイズにならないのですface07icon10
また後日、再度トライしてみたいと思います。
大変失礼いたしました!



次男坊は、5か月になりました。すくすくと順調に育っています。
よく寝て、よく飲み、よく笑います。

3人目ということもあって!?、次男坊はよくその辺の床に転がされています。face08face08
歩くことも、ずることも、寝返りもできない、ただ、手足をバタバタさせるだけの状態です。

もちろんよく泣きもしますが、彼は結構ご機嫌でいてくれて
ニコニコ笑うのです。

先日、副住職が床に転がって手足をバタつかせながらも
ニコニコしている次男坊を見て、

「赤ちゃんは何にもできないのに笑顔なんだね。
何にもできなくても笑顔ってすごいよね。」、と覗き込んで言うのです。

「そうやって笑顔でいれば、みんなも嬉しくなって寄ってきて、優しくしてくれて
それがまさに和顔愛語だねぇ」、と。

なるほどー。。そう言われてみれば、赤ちゃんて何にもできないのに
ニコニコしてるよね。
それだけで、周りの私たちは幸せになるね。

和顔愛語(わげんあいご)とは、笑顔をみせて穏やかな言葉遣いをすること。
無財の七施、といわれるうちのひとつで和顔愛語も布施行、仏道修行です。

私たちは普段、イライラしてすぐ顔に出たり、汚い言葉を使ったり、
毎日を日々忙しく過ごしているとそんな場面も多くあるように思います。
だけど、和顔愛語。笑顔で穏やかでいることは修行なのだ。
そう思うと自分のためにも、笑顔でいられるかもしれません。

何もできない赤ちゃんが、ニコニコと笑顔でいるなら
何でもできる私たちは、もっと笑顔でいられるはずです。
そして、その笑顔が周りの空気を穏やかにしてくれることも教えてくれた赤ちゃん。

赤ちゃんの笑顔に和顔愛語を教えられ、ハッとさせられた一コマなのでした。









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Posted by 玉泉寺 at 23:55 | Comments(0) | お寺 | 暮らし | 子育て
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