2019 高峰寺 開山式
2019年06月22日
大岡 聖山の高峰寺の開山式が6月8日にありました。
梅雨時の少し、肌寒い日ではありましたが
雨に困ることもなく、無事に行われました。
高峰寺はがくどう上人が拓いた山で
その年の凶豊作を占い、五穀豊穣を願うお祭り、種蒔会が行われておりました。
大岡、聖高原は水がこんこんと湧き出て、周辺の村々の水源地となっていましたから
種蒔会は大切な行事でした。
近年まで続いていたそれですが、地域の衰退や後継者不在などから、種蒔会は行われなくなりました。
今でも、地域に長く住む高齢の方に聞くと
「昔は、この辺りでも高峰寺からもらった旗?を田んぼにたてて
豊作を願ったものだ」、というような話は聞きますが
種蒔会をどのように行っていたのか、詳しい資料などが残っていないため、あまり分かっていません。
それでも、数年前から高峰寺の開山式として
大般若会、護摩法要を行い、縁のある皆さんに来ていただいています。
私たちも、開山式の数日前から掃除をして、宿泊し、準備をします。
山の別荘、という感じでなかなか楽しいものです。
人口が減る一方の地域ですが、せっかく息を吹き返した高峰寺。
地域、さらにその周辺の村にまで水源の護り主としてあったわけですから
その歴史や詳細が分からなくなるのは、もったいないなぁと思うわけです。
私たちが、今、当時の様子を知っている人に話を聞かなければ、分からなくなってしまうこともあると思います。
どのような形かわかりませんが、伝え聞き、そして伝えていければなと思います。
Posted by 玉泉寺 at 09:21 | Comments(0)
| お寺
梅雨時の少し、肌寒い日ではありましたが
雨に困ることもなく、無事に行われました。
高峰寺はがくどう上人が拓いた山で
その年の凶豊作を占い、五穀豊穣を願うお祭り、種蒔会が行われておりました。
大岡、聖高原は水がこんこんと湧き出て、周辺の村々の水源地となっていましたから
種蒔会は大切な行事でした。
近年まで続いていたそれですが、地域の衰退や後継者不在などから、種蒔会は行われなくなりました。
今でも、地域に長く住む高齢の方に聞くと
「昔は、この辺りでも高峰寺からもらった旗?を田んぼにたてて
豊作を願ったものだ」、というような話は聞きますが
種蒔会をどのように行っていたのか、詳しい資料などが残っていないため、あまり分かっていません。
それでも、数年前から高峰寺の開山式として
大般若会、護摩法要を行い、縁のある皆さんに来ていただいています。
私たちも、開山式の数日前から掃除をして、宿泊し、準備をします。
山の別荘、という感じでなかなか楽しいものです。
人口が減る一方の地域ですが、せっかく息を吹き返した高峰寺。
地域、さらにその周辺の村にまで水源の護り主としてあったわけですから
その歴史や詳細が分からなくなるのは、もったいないなぁと思うわけです。
私たちが、今、当時の様子を知っている人に話を聞かなければ、分からなくなってしまうこともあると思います。
どのような形かわかりませんが、伝え聞き、そして伝えていければなと思います。