ドンとこい★玉泉寺

我が家の長男は、現在２歳５か月。
イヤイヤ期真っ最中です。
何をするにも「ヤーダー」と言って、手こずらせます。

そんな時は、いけないと思っても、イライラ。。子ども相手に本気で怒ったりして、後で自己嫌悪に陥ったりすることもしばしば。

片づけもしちゃいたい、見たいテレビもあったっけ、ブログだって更新したいし、色々やりたいことはあるのに。


そんな時思うのは、この子の２歳５か月の今日という日は、今しかないんだ！ということ。

テレビなら、録画もできるし、似たような内容のものはまた放送されるだろうし、ブログだって、消えちゃうわけじゃない。

でも、子どもの今は、今しかない。添い寝してあげるのも、一緒に遊んであげるのも、そのうちお願いしたって、できなくなっちゃう。拒否されちゃう。
「小さいとき、もっと一緒にいればよかったな」と後悔しないためにも、今を全力で一緒にいてあげて愛してあげたいと思うのです。

子育てを終わったママさんたちが口をそろえて、「この時が一番いいのよー」と、言う。きっと、「この時」は大変な時期だったろうけど、そんなこと忘れて、みんな「良かった」と言うもの。

成長するにつれて、また違った大変の思春期、反抗期がきます。
その時は、小さいときにいっぱい大変な思いをして愛情を注いだママさんが、親子の信頼関係を結べているから反抗期がきても、平気なんじゃないかな。

極端な話、小さいときに放っておいたのに、大きくなってから手をかけてあげても、そう簡単には直らないと思うのです。大きいものを相手にする分、よけい労力がかかる。だったら、小さいうちに手をかけて、大きくなったら放るほうが、こっちも楽だし、子どもにとってみても、いいのでは。成長してから、あーだこーだ言われるのって、嫌ですよね。

お寺にいても、子どもの問題というのはよく聞く話です。中高生になった子どもが家に帰ってこないとか、いろいろ、、、。でも子どもからも話をよく聞くと、小さいときに一緒にいてもらえなかった、とか。親の愛を知らなかったとか。さらに、その親も親の愛情を受けてなかったとか。
あとは、なんてったって、お母さん、なのです。

三つ子の魂１００まで、というのは、今は神話だという話もきくけれど、私は大事だと思う。

それぞれの家庭の事情はあるし、働くママ、専業ママ、の違いもあるでしょう。ママだけの問題でもないでしょう。

でも、２歳５か月の彼を見れるのは、今しかないから、この一瞬を大事に暮らしたいと思うのです。