信州新町活き活きトーク

2015年11月19日

先日、17日に「信州新町活き活きトーク」という会がありました。

加藤長野市長や、副市長はじめ、
長野市の方が信州新町にお見えになって
新町町民とともに、新町の今後について意見を交わし考えよう、
というものでした。

私も興味があったので、副住職とともに参加してまいりました。

会場につくと、テーブルが6班に分かれていて
今回のテーマの「見る観光、食べる観光、楽しむ観光」ごとに分かれて話し合うワークショップ形式となっていました。

信州新町活き活きトーク

平日の午後の開催、ということもあって参加者に若者があまりいないのが残念でした。
(というか、そもそも新町には若い人はいないのか??)

全体的な印象としては、
なんだか「おらほの町自慢」みたいになっていて
「こんなにいいところがあって、よかったよかった」「あとのPRはよろしく頼む」みたいな雰囲気で終わってしまったのが残念でした。
時間も少なかったからなのかな。

確かに、自然や町としての機能は充実してるし
保育園の建物は羨ましがられるほど快適だし
長野市街にも近いし、いいところはたくさんあります。

それを、PRしたりイベントするのももちろんだけど
どうやってまた来てくれるようになったり、
新町いいね、暮らしやすそうだね、といって
遊びに来ていた人が住んでくれるようになるのか。

新町から長野市街に出て行った人と話すと、
仕事の帰り道の19号が怖い、とか
朝19号が混む、などといった、仕事面を言う人が多いです。
若い人、子育て世代にとっては、働くということは重要ポイントです。

最後の挨拶のときに
新町支所長さんが
「羊が見える羊の町にする」
「ジンギスカン増産」
「ろうかく湖周辺の整備」屋形船、ニジマス、カヌーなど。
といったようなことを今後やっていきたいとお話していました。うら覚えですが。

羊がいる公園や牧場はあんまりないし、
そういう牧場や子どもが楽しめる公園があって、
その近くに食べるところがあって、
屋形船やカヌーやニジマスつかみどりや釣りができて、食べられて、
確かにそういうふうになったら
楽しそう・・・と思うのです。

市長のお話にもありましたが、
新町に住んでいる人が住んでいる場所をけなしたり
農業をけなしたりしていたら、だれもいい場所だなんて思いません。
不便なところももちろんあるけれど、他にないものもあるはずです。

今回のワークショップでは、新町のいいところがたくさん出ました。
ただそれを「いい、いい」というだけでなく
どう活かして、リピーターになってもらい、活気ある町にしていくかを考えたいものです。

今ある自然や資源を活かして
今新町に暮らしている人も、遊びに来る人も、
楽しめる町づくりが進んでいけばいいなと思います。







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Posted by 玉泉寺 at 13:00 | Comments(0) | 暮らし
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