先輩の一言

2017年01月12日

耳が未だ調子悪く、心も体も落ち込み気味の最近の私。

先日、山道を運転していたら、道の端に座り込む一人のおばあちゃんを発見!!

「ど、ど、どうしたんですか?大丈夫?」

足でも折れて歩けないのかと思い車を止めると、よく知るご近所のおばあちゃん。
私の顔を見て、
「あれ、大丈夫だよ。散歩してて、疲れたから休んでいるだけだよ。」と。

あー、びっくりした。良かった良かったface08face08

「ところで、耳は大丈夫かい?中耳炎だって?」
お正月にお寺に来てくださった時にそんな話をしたのでおばあちゃんが聞いてくれました。

「私もね、お嫁に来て子どもが小さかった若いときになってね。
そりゃぁ、痛くて痛くてね・・・・。震えるように痛いんだよねぇ。」

そうなんだ、おばあちゃんも耳を悪くしたのね。

「あれは痛いんだよねぇ。それから3か月くらい病院に通ったよ。
やっぱり、いくらか聞こえは良くないんだけどねぇ・・・昔の話よ。
いや、お寺のねえさんは若いから、良くなるよ。」

えーー、やっぱり、完全には治らないの!?聞こえづらくなっちゃうのかしら。
若いったって、私、そう若くないんだけど、おばあちゃん!!、
と話をして心配にもなりましたが
そうかぁ、おばあちゃんも同じように耳痛くしたんだ。
3か月は通ったのね・・、と同じ思いをして経験をした人の言葉に励まされました。

辛かったね、痛いよね、と分かってもらえ、大丈夫だよ、と言ってもらえる言葉に
ちょっと心が軽くなりました。


また別の日に。
先輩ママさんと話していた時のこと。
現在5歳の息子と7か月の娘。
願わくば、もう少し年齢が近ければ良かったのになぁ、なんて思っていた私。

そのママさんもお姉ちゃんが中学2年生、弟くんが小学3年生と、我が家と同じように年が離れていました。
「一緒に遊びますか?」と聞くと
「遊ぶ遊ぶ、大丈夫だよ!このくらい離れていて私はよかったよ!」と明るく言われました。

そっか、大丈夫か!大丈夫なんだ。
その瞬間に、もうスッキリしたりして。


何事もそうですが、自分の中だけで考えたり見ているとどれほど重大かと思いますが
(もちろん、それはその人にとっては大変なことなので )
他人の一言に、同じような経験をした先輩の一言ならなおのこと、
救われ、心が軽くなり、前が開ける時があるのです。
大なり小なり、そういうことがあります。

今回の私の耳や、子どもの年齢のことは小さなことかもしれませんが
それでも、何となしにすっきりと思えました。

辛い時や悲しい時に共感して寄り添ってもらえること。
そうだよね、大変だったねぇと共感してもらうこと。
でもね、大丈夫だよ、私だって何とかやってるよ、と背中を押してもらうことは大事だな、ありがたいなと感じました。何気ない一言だけど、気持ちが全然違うな、と。

自分の苦労や悲しみは、いつか誰かの支えになったり、光りになる、とは
よく聞きますが、本当にそうだなと思いました。


そんな先輩の一言に救われた一日でした。






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Posted by 玉泉寺 at 09:55 | Comments(0) | 暮らし | 子育て
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