ドンとこい★玉泉寺

気が付けば、9月から更新せず・・。
申し訳ありません。

11月の下旬に、無事に男の子を出産しました。
ついに、3人のお母ちゃんになってしまいました！

私自身3人姉妹ですので
何となく、子どもは3人くらいいてもいいなぁ、なんて
思っていましたが
いざ、3人ワーワーしていると
特に2番目の子がまだ1歳半で甘えんぼ盛りなので
大丈夫か、私！！？？、とこれからの子育てに不安になるときもありますが
こんなワーワーも、数年間だけだし・・・と思えば
この時間を楽しもう、とガッツも出るのです。

今、このブログを書いているのも
オチビちゃんたちが寝てくれたから。
しめしめ、この隙に・・・とそそくさとパソコンを開いております。

元気に産まれてくれた次男坊ですが、
産まれるまでは、心配と不安の連続でした。

妊婦検診は個人病院に通っていましたが
ちょっと小さめだから、との理由で総合病院に転院を勧められ、
そこで、さらに「心臓に穴が開いているかもしれない」、と言われ
安曇野こども病院を受診するよう告げられました。
もう、心配と不安で胸がいっぱいになって、どうしようもなかったです。

ネットでいろんな情報を調べてはまた不安になったり
落ち着かせてみたり。でも、本当のところは何もわからなかった。

有り難いことに、すぐこども病院に受診することができ、
専門の先生方にしっかり診てもらったところ、一応異常なし、とのこと。
それでも私はまだまだ不安でした。
副住職はとても前向きで、その気持ちの持ち方に救われました。

異常なし、と言われてもお腹の中のことなので未知。
心配は尽きず、陣痛がきてからも
産み出すのが怖い、という気持ちにもなりました。

陣痛室の中でそんな話をしたら
副住職が「雨の日も、雪の日も、どんな日だって
日日是好日だから、」と言ってくれました。
どんな日だって、その日その日が有り難く尊い一日。そんな意味です。

私の心配をよそに、陣痛はどんどん進み、
あっっ！と言う間に産まれてきた次男坊は元気印でした。

あまりのスピード出産に、助産師さんたちの準備が追い付かず
バタバタしている中で、
「今まで大きな病気や手術しましたか？薬のアレルギーは？飲んでる薬ありますか？」
などなど矢継ぎ早に質問され、陣痛に耐えながら
「ないです、ないです、なーいーでーすー！」と答える私。
こういった質問に、すべてNO！と言える自分の健康体に
改めて感謝したのでした。


この出産という命がけの大仕事を乗り越えられる身体を授けてくれた両親に感謝。
元気に産まれてきてくれた坊やにも感謝。
心配の渦に飲み込まれていた私を支えてくれた副住職や皆さんにも感謝。

結果、超安産で問題なく済んだので良かったのですが
ありがたいなぁ、感謝だなと感じた今回の出産でした。



いつか、子どもたちが日本を、世界を支えてしょって立つ。
自分の子どもでもあるけれど、成長して日本や世界を支えるとなれば
みんなの未来の宝でもあるわけです。
そう考えると、みんなで子どもを育てる、見守る、という気持ちに自然になります。
子どもの声がうるさい！ということも言えないのでは、と思います。
将来、その子らに世話になるのですから。
もしかしたら、介護施設に入った自分のオムツを成長した、その子が変えてくれるのかもしれない。
自分の子どもは変えてくれないのに。
そんなことを想像しちゃうと、どの子も大切な宝です。
（オムツを変えるのがすべてではないですけど・・）

静かな山のお寺が少しでも賑やかになり
周りのおじいちゃんおばあちゃんの張り合いになってくれたらと
願っています。