何人育てる?

2023年05月30日

異次元の少子化対策。

先日ニュースを見ていたら、子育て中の母親がインタビューされていた。

「子供3人はほしいけど経済的に無理」

確かに、高校までは公立で行ってもらって、
そこまでは良くても
約6割が大学進学する今、それを考えると、
うーん、3人大学へ行かせられるかな?と思うのは無理もないか…
とも思うのですが、

携帯代、ゲーム、塾、習い事。

ひと昔前には掛からなかった経費が今は大きいですね。

確かに、子が望むことは叶えてあげたい。
でもそれって、実は親の希望なんじゃないかな?と思う。


一人あたり出産する子が少なければ少ないほど
子一人にかけるお金は大きくなるから
周りを見て、ますます、ウチはこれではまずい!と思って
ますます少子化になるだろうなあ、と感想を持つ。

周りを見て、というところがポイントで
周りと比べて合わせようとするのが人間だから
周りが少ない子にお金をかけていると
どんどん拍車がかかる感じ。

逆に周りが三人兄弟、の地域だと
やはりその地域は子が多いイメージ。

なんとなくウチでもやってけそう、という
漠然とした感じがあるのだろうか。
何を隠そう、我が家も三人兄弟だが。
でも、その、なんとなくやってけそう、かな〜?
という漠然感がとても大事な気がする。

そもそも子育てなんてのは計画どおりにいかないのだから。


異次元の少子化対策で児童手当てが
3人目以降、倍額の月3万と決まり
現行中学生までの支給が高校生も対象となった。

ニュースの母親は「3万じゃ全然足りない」
と言っていたが
お金、人の欲にキリはないから政府が今後、いくら増額しても
国民は足りない、足りない、と言い続けるだろう。

コメンテーターも
お金じゃないんです、と言うけど
綺麗事に聞こえる。

あとは男女の役割、性差か。
そこは政策もあるけど、日本的慣習、気持ち的なところもあるから
なかなか直ぐ、どうこうは難しい。

国が儲けないと豊かにならない、
豊かにならないと人口は増えない、とある作家が言ってたのは納得。


子供は飯を食わせておけば大きくなる!、とは
今の時代では乱暴だけど
足りるところで足りる暮らしをする、というのも一つの選択だと思う。





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Posted by 玉泉寺 at 01:28 | Comments(0) | 子育て
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