世界はどうなるの?教えてお釈迦さま!

2020年04月15日

コロナウィルスの勢いが止まりません。
地方もじわりじわりと感染者が増えつつあり、
市民の心配は広がっています。

ただ、私たちの暮らす信州新町という地域は
長野市のはずれの小さい町。

小中学校が今週から再び休校となりましたが
ここは大丈夫だよ、なんで休校にするの、という人もいれば
いやいや、小さな町でも気が抜けない、
休校にするのが遅すぎた、という人もいます。

さて、今後このような片田舎はどうなっていくのでしょう。


類を見ない経済危機。
価値観が変わります。
今、またはこの騒動が終わった後に
どのような暮らしが自分には合うのか
それぞれに考えさせられると思います。

私たちの暮らす、この辺りでは
全くと言っていいほど何も変わりません。
良くも悪くも、良いものも悪いものも入ってこないから。

近所のおばあちゃんたちは
いつもと変わらず畑に出て、畑で立ち話
縁側でお茶飲み。
テレビでキャスターが悲壮感漂わせて
「感染者数が前日を超えて・・・」と伝えていても
どこの話かと思うよう。


でも、コロナが流行る以前でさえ、社会はネットでのやりとりが多くなっていて
他人との関わりを面倒くさいと思う人が増えて
隣の住人も知らなかったり、会話もSNSだけだったり
飲み会も面倒くさがる
心が離れているような状態なのに
コロナの影響で社会的距離をとらねばならなくなったら
さらに、その身体の距離が離れ、心の距離も離れていくのでしょうか。


テレビの有識者の中には、社会的距離をとるためには
デジタル、キャッシュレス決済など、人に会わずして事済むように
仕組みを整えていくことが大切、そうしたところにお金を使うべき
と訴えている人もいましたが
そうすれば、コロナが収束してもますます、人に会わずに済んでしまう
距離のある社会になっていくのでしょうか。
その方が便利?

その一方で、今までの資本主義に限界が来たのだ、
そのツケが今きたのだ、という識者もいたり
昔ながらの暮らしを求める人がいたり
人との繋がりを大切に思う様子を感じたり
距離ができるほど、人との繋がりを求め、大切と思う人も
ある程度はいるようです。

どちらにしろ、このコロナ騒動が
私たちに与える今後の生き方、という点で
大きな影響を持つことは間違いなさそうです。

このまま、ちょっとやそっとのウィスルになど脅かされない
デジタルの仕組みが開発されていき、
まさに映画のように、自分は動かなくても、全て指一本、
もしくは目の動きで済んでしまうようになったりとか?
そのうちに、寝たきりになって
夢なのか現実なのか分からなくなるとか!
そういう映画、ありましたね!

さてさて、世界は本当にどうなっていくのかしら・・・
何を選ぶのかは自分かもしれません。
巻き込まれていくのも自分。

こんな時、お釈迦さまだったら何と言ったでしょう。
空海さんなら、何と言ったかな。
私には勉強不足で思い当たりませんが、
少し考えてみたいと思います。


私たちは、とりあえず
遅ればせながらですが、さすがにお尻に火が付き
畑を真剣にやってみようと思いますface03icon09icon16









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Posted by 玉泉寺 at 00:38 | Comments(3) | 暮らし | 社会派
この記事へのコメント
わたくしもお釈迦様に教えて欲しいです。外出自粛と言われて独りで家にいると心細いから。一人と独りは違います。こんな状況だと滅入ります。
Posted by 荒井聖也 at 2020年04月15日 08:38
荒井様

先日は副住職がお世話になりました。
今、コロナで世界中大変なことになっていますね。

お釈迦さまは、こんな言葉を残しています。
「ただ、犀の角のように歩め」。

今はまさに、ただただ、進むしかないのかもしれません。

しかしながら、今までの私たち、自分にできることを、為すべきことをしていなかったのかもしれません。

今は、自分のできることを、しなければならないことを、省みたいと思います。
Posted by 玉泉寺玉泉寺 at 2020年04月18日 21:35
この間は副住職には電話でもお話しして貰って心細かったのでありがたかったです。一刻も早く収束を願うばかりです。
Posted by 荒井聖也 at 2020年04月23日 10:51
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