2018年04月16日

幸せはどこから

突然ですが、皆さん、幸せでしょうか。

多くの人が少し考えた後、
「辛いことや大変なこともあるけど、幸せです」、と答えるかもしれません。
自信をもってはっきりと幸せです、と言えるでしょうか。

何にもないように見えて、誰もが悩みの一つや二つは必ずあります。
(先日、悩むことなど一つもない!と言っていた社長さんがいましたが!)
悩みが大きいか小さいかは人それぞれですが、
その悩みを大きくするのも、小さくするのも、自分次第です。

玉泉寺の副住職は
朝起きて「幸せだなぁ」
ご飯を食べて「幸せだなぁ」
子どもを見て「幸せだなぁ」
寝る時も「幸せだなぁ」
何をしても幸せだ幸せだ、と言います。
これ以上、何を望むのかと。
(なんてお気楽な人なんだ!!、とも思いますがface04

何も特別なことはしていなく、全て日々の当たり前のことなのですが
それが幸せだというのです。
しかも、口に出して言うのです。
それを聞いていると、なんだか確かに幸せなんだ、とこちらも思えてくるので不思議です。
幸せは伝染するというのは本当ですね。
逆に不平不満も伝染します。

それを見ていて思うことは
ありふれた言い方ですが
幸せは特別な所からくることではないということです。
本当に身近で当たり前すぎていて、見落としてしまう所にあるのだと思います。
そこに気づくだけで幸せ度がぐぐぐっと、アップするのだと思います。

特別な良い日というのは、そうそうあるわけではなく
大体が普通の毎日。でも、その毎日が過ごせることが有り難いのですね。

分かっちゃいるけど、なかなかそう思えない。
「こうだったらいいのにな」、「なんでこうなんだろう」と
不満悩みは誰にでもどこにでも。
多分、その悩みが解消されると
待っていたように、次の悩みが出てくるものです。
でも、それも自分自身が作り出しているものであり、
それを受け入れたうえで感謝できたら怖いものはありませんね。

今日から皆さんも「幸せだ、幸せだ」、と口に出してみるといいかもしれません。
すると、周りも自然と幸せになっていくのだと思います。












 


Posted by 玉泉寺 at 13:45 | Comments(0) | お寺 | 暮らし