2015年04月28日
立屋の桜とジンギスカン
ここ数日、本当に天気の良い日が続いています。
暑くもなく寒くもなく、本当に気持ちがいい。
春を通り越して、初夏のような爽やかな日。
風がそよそよと吹いて、青い空に白い雲が流れて、鳥がないて、
風にのって花のいい香りがどこからか・・・。
こう天気がいいと、虫たちも活発に動き出します。
それと同じように?人間たちも動き出し、
お山のお寺にも、ドライブがてらにふらっと立ち寄られるお客さまも増えるのです。
あぁ、暖かくなったんだなぁと感じる時です。
先日の日曜日は、お寺の環境整備、草刈りの日でした。
4月に入り、11月まで月1回、お檀家さんが地区ごとに草刈りに来てくださいます。
4月はお寺の裏にある雪よけの板を外したり、雪の重みで折れた枝を掃除したりしてくださいました。
皆さま、本当にありがとうございました。
その後、お寺からほど近い小川村の名所、立屋の桜を見に行きました。
大賑わいでびっくりです。
アルプスと桜のコラボが絶景

桜はまだ見頃なので、ぜひ皆さんも一度お出かけください。

そしてさらに、その夜、またまた立屋の夜桜を見に来てしまいました。
ライトアップされ、昼間とはまた違った桜。
薄暗くなった空に半月の月がきれいに浮かんで、下から見上げると桜と重なってとても幻想的でした。

今年は、夜桜ライトアップとあわせて映像での演出もあって、倍楽しめました。
その後新町に下って、ジンギスカン!
19号沿いにある「ジンギスカン荘」に行きました。
ジンギスカンは臭い、と思っている方いませんか?
ところがどっこい!
ここのお店には、塩コショウとレモンで食べるラムロースなるものが!
牛タンみたいでさっぱりしていて、美味しかったです

たれで漬け込むのがジンギスカン、と思っていたので
予想を反した食べ方にびっくり。
全く臭みもなく、3歳の息子さんも、バクバク食べていました。
タレバージョンの肉も、りんごだれたっぷりで、美味しい。
しかも、安い!ヘルシー!
ドンとこい★ジンギスカン!
19号沿いには色々なジンギスカン屋さんがあり、
それぞれ漬け方にもこだわりや違いがあるようです。
桜を見て、ジンギスカンをたらふく食べて、
結局花より団子になった夜でした

暑くもなく寒くもなく、本当に気持ちがいい。
春を通り越して、初夏のような爽やかな日。
風がそよそよと吹いて、青い空に白い雲が流れて、鳥がないて、
風にのって花のいい香りがどこからか・・・。
こう天気がいいと、虫たちも活発に動き出します。
それと同じように?人間たちも動き出し、
お山のお寺にも、ドライブがてらにふらっと立ち寄られるお客さまも増えるのです。
あぁ、暖かくなったんだなぁと感じる時です。
先日の日曜日は、お寺の環境整備、草刈りの日でした。
4月に入り、11月まで月1回、お檀家さんが地区ごとに草刈りに来てくださいます。
4月はお寺の裏にある雪よけの板を外したり、雪の重みで折れた枝を掃除したりしてくださいました。
皆さま、本当にありがとうございました。
その後、お寺からほど近い小川村の名所、立屋の桜を見に行きました。
大賑わいでびっくりです。
アルプスと桜のコラボが絶景


桜はまだ見頃なので、ぜひ皆さんも一度お出かけください。
そしてさらに、その夜、またまた立屋の夜桜を見に来てしまいました。
ライトアップされ、昼間とはまた違った桜。
薄暗くなった空に半月の月がきれいに浮かんで、下から見上げると桜と重なってとても幻想的でした。
今年は、夜桜ライトアップとあわせて映像での演出もあって、倍楽しめました。
その後新町に下って、ジンギスカン!
19号沿いにある「ジンギスカン荘」に行きました。
ジンギスカンは臭い、と思っている方いませんか?
ところがどっこい!
ここのお店には、塩コショウとレモンで食べるラムロースなるものが!
牛タンみたいでさっぱりしていて、美味しかったです


たれで漬け込むのがジンギスカン、と思っていたので
予想を反した食べ方にびっくり。
全く臭みもなく、3歳の息子さんも、バクバク食べていました。
タレバージョンの肉も、りんごだれたっぷりで、美味しい。
しかも、安い!ヘルシー!
ドンとこい★ジンギスカン!
19号沿いには色々なジンギスカン屋さんがあり、
それぞれ漬け方にもこだわりや違いがあるようです。
桜を見て、ジンギスカンをたらふく食べて、
結局花より団子になった夜でした


2015年04月21日
5月 ソラテラのお知らせ
5月は恒例となりました、草餅の季節です!
山のヨモギを摘んで、手作りのあんこを包んで
色鮮やかな真緑の草餅を作ります。
とっても美味しくて、何個でも食べられる・・・。
この時期ならでは、春のヨモギの香りと色が、
なんとも言えません!!!
ここ数日の雨で、草がぐんぐん伸びてきました。
ヨモギも柔らかそうな新芽が出始めています。
あぁ、あちこちに草餅が生えている~~

と思いながら一人、にやり。
せっせとヨモギ摘みが始まります。
その他にも、お料理が並ぶ予定ですので
皆さまのご参加お待ちしております!
*************************
■日時 5月8日(金)
■時間 10:00~
■場所 玉泉寺
長野市信州新町越道6006
☎026-262-4222
■会費 500円
■ご予約・お問い合わせ
材料の関係上、なるべくこちらのメールからの
ご予約をお願いいたします。
soratera@apost.plala.or.jp 笠原
お待ちしております

山のヨモギを摘んで、手作りのあんこを包んで
色鮮やかな真緑の草餅を作ります。
とっても美味しくて、何個でも食べられる・・・。
この時期ならでは、春のヨモギの香りと色が、
なんとも言えません!!!
ここ数日の雨で、草がぐんぐん伸びてきました。
ヨモギも柔らかそうな新芽が出始めています。
あぁ、あちこちに草餅が生えている~~


と思いながら一人、にやり。
せっせとヨモギ摘みが始まります。
その他にも、お料理が並ぶ予定ですので
皆さまのご参加お待ちしております!
*************************
■日時 5月8日(金)
■時間 10:00~
■場所 玉泉寺
長野市信州新町越道6006
☎026-262-4222
■会費 500円
■ご予約・お問い合わせ
材料の関係上、なるべくこちらのメールからの
ご予約をお願いいたします。
soratera@apost.plala.or.jp 笠原
お待ちしております


2015年04月20日
山師!!
生い茂る杉の枝打ちをしているトネヤマさんを発見・・・・!!!
トネヤマさんは、玉泉寺の総代長さんで、
日頃から大変お世話になっています。
料理の師匠のハルコさんの旦那さんです。
どこから声がするんだろうと見上げると、遥か上に姿が!

すごい!凄すぎる技だ!


綱1本で身体を支えて、
上から下へと枝に足をかけながら、枝を切って降りてきます。
80ちかいお年なのに、信じられない!
お寺の裏、お墓周りの杉の枝も
トネヤマさんがきれいに枝打ちをしてくれています。
機械で木を切ることはできても、
なかなか枝を落とすことはできないと思います・・
これが山師の技か~・・・と、しばし見入ってしまいました。
そういえば、2月の新年会の時
トネヤマさんと握手をしたら、とても力強かった。
すごい力ですね!と言ったら、
毎日やっていることが身体に表れるんだよ。
あんたは何やってるね??と、言われたことを思い出しました。
トネヤマさんは、玉泉寺の総代長さんで、
日頃から大変お世話になっています。
料理の師匠のハルコさんの旦那さんです。
どこから声がするんだろうと見上げると、遥か上に姿が!


すごい!凄すぎる技だ!
綱1本で身体を支えて、
上から下へと枝に足をかけながら、枝を切って降りてきます。
80ちかいお年なのに、信じられない!
お寺の裏、お墓周りの杉の枝も
トネヤマさんがきれいに枝打ちをしてくれています。
機械で木を切ることはできても、
なかなか枝を落とすことはできないと思います・・
これが山師の技か~・・・と、しばし見入ってしまいました。
そういえば、2月の新年会の時
トネヤマさんと握手をしたら、とても力強かった。
すごい力ですね!と言ったら、
毎日やっていることが身体に表れるんだよ。
あんたは何やってるね??と、言われたことを思い出しました。
2015年04月16日
農家民泊
長野市大岡では、グリーンツーリズムの一環として
修学旅行などで信州を訪れる子どもたちの
農家民泊受け入れを行っています。
今まで大岡で行っていたそうですが
最近では高齢化や、受け入れ農家の減少ということもあって
数年前から信州新町でも、そのお手伝いをしているそうです。
先日、その農家民泊受け入れのお話を玉泉寺でも
お受けすることになり、説明会に行ってまいりました。

お寺では、夏の子供合宿など、普段から
子どもたちを受け入れることが多いのですが
野菜嫌いの子供がバーベキューで野菜をもりもり食べたり
問題児とされる子供が、意外にもリーダーシップを発揮したりと
自然には、不思議な力があるように思います。
都会にはない、雑さや不便さ、あとは虫とか、
田舎には嫌な面もあると思いますが
そんな嫌な部分も含めて、いろんなことを感じていってもらえればと思います。
修学旅行などで信州を訪れる子どもたちの
農家民泊受け入れを行っています。
今まで大岡で行っていたそうですが
最近では高齢化や、受け入れ農家の減少ということもあって
数年前から信州新町でも、そのお手伝いをしているそうです。
先日、その農家民泊受け入れのお話を玉泉寺でも
お受けすることになり、説明会に行ってまいりました。
お寺では、夏の子供合宿など、普段から
子どもたちを受け入れることが多いのですが
野菜嫌いの子供がバーベキューで野菜をもりもり食べたり
問題児とされる子供が、意外にもリーダーシップを発揮したりと
自然には、不思議な力があるように思います。
都会にはない、雑さや不便さ、あとは虫とか、
田舎には嫌な面もあると思いますが
そんな嫌な部分も含めて、いろんなことを感じていってもらえればと思います。
2015年04月09日
ぶっちゃけ寺!
先日、6日に3時間スペシャルがあったテレビ番組「ぶっちゃけ寺」。
今まで深夜の時間帯だったのに、4月からゴールデンに進出だそうです。
たまに見ていたのですが、3時間スペシャルは
真言宗豊山派の修行僧の一日を追ったコーナーなどもあり
ふむふむ。と興味深く見ました。
バラエティ番組なので、それなりに、
司会の爆笑問題とのやり取りも含め
面白おかしく紹介されていますが・・・。
全部は見れず、録画したから、またゆっくりと見ることにします

毎週月曜日にやるのかな??
興味のある方は、ご覧ください^^
今まで深夜の時間帯だったのに、4月からゴールデンに進出だそうです。
たまに見ていたのですが、3時間スペシャルは
真言宗豊山派の修行僧の一日を追ったコーナーなどもあり
ふむふむ。と興味深く見ました。
バラエティ番組なので、それなりに、
司会の爆笑問題とのやり取りも含め
面白おかしく紹介されていますが・・・。
全部は見れず、録画したから、またゆっくりと見ることにします


毎週月曜日にやるのかな??
興味のある方は、ご覧ください^^
2015年04月08日
4月のソラテラ「非常食を考える」
本日、今年最初のソラテラを開催しました。
今年で早3年目となるソラテラ。
参加される方も増え、静かな山寺も賑やかに。
派手ではありませんが、今年も頑張って続けていこうと思っております

皆さま、今年も11月までよろしくお付き合いくださいませm(_ _)m
本日のテーマは「非常食を考える」。
昨年、11月22日夜10時ごろに白馬村、小谷村を震源とした
神城断層地震が発生し、ここ玉泉寺も大きな被害に遭いました。
いままでに体験したことのない大きな揺れ(震度5強)で、
何が起きたのか理解できず、ただただ揺れがおさまるのを待つことしかできませんでした。
ガスはつきましたが、電気、水道が止まり、当たりはまっくら。
冬の始まりの夜でしたので、寒さと不安でいっぱいでした。
2時間ほどで電気、水道ともに復旧しましたが、
その夜は余震も続き、安心して寝られませんでした。
その時の体験をもとに、災害はいつどこで起こるかわからないこと、
備えが必要であるということを感じ、ソラテラでも非常食について考えてみようと思ったのでした。
とは言っても私も非常食など作ったことも考えたこともなかったので、いろいろと調べてみたのですが
非常時でつらいことは、温かいものがたべられないこと、缶詰だけの味の濃いものだけでは逆に食欲が落ちたり、体調を崩したり、
食物繊維やビタミンミネラルがとれずに栄養が偏ったりすることなどが、挙げられていました。
そして、災害発生時、電気水道ガスのライフラインが復旧するまでの最低3日間は、非常食で持ちこたえるような備えが必要ということでした。
かと言って、3日間ずっと缶詰では同じなので、ソラテラでは
①栄養のバランス良く
②温かいものも
③美味しく
④身近にあるもの、保存食を活用して
を念頭に、3日間のメニューを、ざっくりではありますが考え、
その中から6品を実際に作ってみました。
条件としては
①水は(調べたところ)大人2人子供2人の4人家族で一日約10リットル必要、とのことでしたので、それを目安に、極力節水して調理をすること。
②庭で薪を燃やして火を焚いて調理すること。ガスコンロ一つ使えること。
③家屋倒壊はないものとして、冷蔵庫の食べられる食材、調味料、乾物、保存野菜などをしようできること。
④ボールやまな板、お皿など極力汚さないこと
本当は、外で実際に火を焚いて調理しようとしたのですが
今日は季節外れの雪が!!!降り、急遽、お寺の台所に場所を変更。
今日作ったメニューは
①非常時用の袋を使って炊くご飯
②すいとん
③高野豆腐と切干大根の煮物
④大根と寒天のサラダ
⑤サバ缶と玉ねぎスライスのサラダ
⑥煎り豆



今回は私自身も実験で、どんな風にできるかわからず実験的でしたが
メニューを考えていた時に、ふと、
これって、いつものソラテラのメニューでは??、と思ったのでした。
よく考えると、田舎、山では畑があり野菜がある。冬野菜は土をかぶせて保存してある。
季節によるけれど春は山菜が取れる。(今日も、自生しているというワケギをとってきて、酢味噌和えの一品料理が増えました。)
たくあんや漬物、凍み大根や干し柿など、保存食はかなりある。
日々の暮らし、食が、そのまま非常食にもつながっている、
という事実。
そもそも保存食って、寒い冬や暑い夏を乗り切ったりするための昔の知恵だから、いざという時に役立つのだなと実感しました。
逆に、スーパーで買ってくる野菜はきれいになっていて洗う
(水を使う)必要はないけど
畑からとってくる野菜は泥だらけ。
どうしても洗わなければいけません。
そのへんも、実際作ってみて気づいたことでした。
作った6品についてですが
まず、ご飯。
半信半疑でしたが、美味しく炊けました。
大人数の米を炊くときは、ひとつの袋にどのくらい水をいれればいいの?など
みんなで頭をくっつけて、「じゃあ、袋に印をつけて、いろいろやってみよう!」。
炊き上がったご飯は、予想以上に美味しく炊けて、
「こっちの水分量でよかったね」、と確認することができました。
使用する水の制限がある中で、水をたくさん使うすいとん。
でも、災害時には温かい汁物が欲しい、とよく聞きます。
洗い物などに使う水は極力節約して、使うところにはきちんと使う。
そんな水の使い方も気づきのひとつ。
高野豆腐や切干大根、干し椎茸、寒天は乾物と呼ばれるものですが
食物繊維などの栄養価も高く、保存もきくので非常食には役立つ食材です。
水で戻さなければいけませんが、その水も食材の味がしみでているので
料理に使え、無駄がありません。
最近では、高野豆腐や切干大根なんて食べ慣れないかもしれないけど
滋味深くてとっても美味しい煮物に仕上がりました。
ぜひ、普段の食事にも取り入れて欲しい乾物です。
サバ缶と玉ねぎスライスのサラダは、非常食のテレビ番組を見て真似たのですが
とても美味しくできました。
その秘密はレモン汁を少し混ぜたこと。
ビニール袋に玉ねぎスライスとサバ缶(サバ缶の汁はすいとんに入れました)を入れて揉んで
レモン汁としょう油を少し加えるだけ。
そこに、Tさんの提案で、少しあぶった油揚げを千切りにして、サラダの上に乗せましたら・・・
これはもう、非常食とは呼べない一品料理に!
サラダに使う玉ねぎスライスも、
「水にさらす?」「うーん・・・もし、非常時だったら・・・水もったいないから、そのままでいいよね?」
ということでそのままの玉ねぎでしたが、何の問題もなく、美味しいサラダに。
そんな会話も飛び交う台所。
大根と寒天のサラダも、寒天を戻した水を洗い水に再利用したりと節水。
大根サラダのドレッシングは、手作り胡麻しょう油ドレッシング。
なるべく洗い物を減らすよう、ビニール袋を使うなどして努力しました。
最後の煎り豆は、非常時でも甘いものやおやつが必要、
ということもあり、おやつ枠で作りました。
煎るだけでよく、フライパンも汚れないし、ポリポリとした食感、
何よりも大豆タンパクが取れるのが嬉しい。
魚や肉の味の濃い缶詰だけでなく、豆類を積極的に取る、
というのも栄養的にみて非常時には大切だと思いました。
以上、作った6品のほか常備菜として
①浸し豆
②りんご煮
③漬物
も用意。このように、保存食ではないけど、冷蔵庫を開けるとすぐ食べられる何かがある、というのは心強いです。
3日間くらいなら余裕。日々の食事やおもてなしでも常備菜は大活躍だけど、こんな時も役立ちますね。

最後に、作った料理を囲みながら皆さんに感想を聞きましたが
とりあえず、水!水、大事!
でも、意識して調理することで、この水を洗い水に使おうとか、あれを茹で終わったら、次にこれも茹でよう、など
再利用する気持ちを持てたことが良かった、という声も。
今日は、6品作り、全ての工程で9リットルの水を使いました。(最後の洗い物除く)
大人が14人でしたので、一人約650cc。
4人家族で10リットルなので、たらふく食べたこの食事だけで、この水量であれば、まずまずと思います。
ただ、最後の洗い物、またそのほかの生活用水などあるので、
本当の非常時には、このようにはいかないのでしょうが、今回水の大切さに気づけたことだけでも良し。
調理をしていて、まな板が洗えない!ということにも気づきました。
最低限、1枚のまな板で切り出ししましたが、衛生的に考えてまな板洗いたい・・・でも洗えない・・・
ラップだと切れちゃうね~・・・牛乳パックなら、いいんじゃない??
まな板は使いづらい。牛乳パックがあると便利。
これも素晴らしい発見!
若い人からは、まずは料理の技術を身につけたい、という感想もいただきました。
節水などは気をつけてできるけど、残ってるこの食材とこの食材を組み合わせて、これ作ろう!とか
この余ったものは、もったいないからこっちに使えばいいよね、など料理のアイデア。
それこそ日々の主婦の技?が、非常時には活躍するのですね。
火を使えるということも大きいです。
今回は薪ではなく、ガスコンロを使ったので、非常時はこんなに
スムーズではないでしょうが、
それでも、食材を温める、温かいものが食べられる、というのはありがたいものです。
火を起こす、ということも知る必要がありそうです。
最後に、今回のソラテラまとめとして
やはり、いろいろと気づけた事が多く、実際に意識してやってみたことは良かったと思います。
土があり、保存食を含め、身近に食材がある暮らしの大切さ、ありがたさも感じました。
今回初めて試みた非常食。まだまだ検証が必要です。
もし、皆さんの中にもこんなアイデアが!
こうしたら??などありましたら、
またぜひ、お聞かせください。
そして、意外にも精進料理との共通点。
精進料理はお坊さんの修行中の際の食事です。
質素なものですが、動物性食品は含まれていないのに栄養バランスがよく野菜も豊富。
高野豆腐や切干大根などの乾物、保存食を多く使っていること。
最後に、そんな発見もしたのでした。
ある意味、修業中も非常時ということか・・・

そして4月8日は、お釈迦様の誕生日、灌仏会。
そんなご縁もあったソラテラで、甘茶をいただきながらの会となりました。
日々の食事、暮らしを見直し、非常時、災害時を考える機会となればと思います。
最後の最後に・・・
来月のソラテラのお知らせ★
来月は5月8日(金)。
恒例になりました大好評、草餅をつくります。
お楽しみに!
今年で早3年目となるソラテラ。
参加される方も増え、静かな山寺も賑やかに。
派手ではありませんが、今年も頑張って続けていこうと思っております


皆さま、今年も11月までよろしくお付き合いくださいませm(_ _)m
本日のテーマは「非常食を考える」。
昨年、11月22日夜10時ごろに白馬村、小谷村を震源とした
神城断層地震が発生し、ここ玉泉寺も大きな被害に遭いました。
いままでに体験したことのない大きな揺れ(震度5強)で、
何が起きたのか理解できず、ただただ揺れがおさまるのを待つことしかできませんでした。
ガスはつきましたが、電気、水道が止まり、当たりはまっくら。
冬の始まりの夜でしたので、寒さと不安でいっぱいでした。
2時間ほどで電気、水道ともに復旧しましたが、
その夜は余震も続き、安心して寝られませんでした。
その時の体験をもとに、災害はいつどこで起こるかわからないこと、
備えが必要であるということを感じ、ソラテラでも非常食について考えてみようと思ったのでした。
とは言っても私も非常食など作ったことも考えたこともなかったので、いろいろと調べてみたのですが
非常時でつらいことは、温かいものがたべられないこと、缶詰だけの味の濃いものだけでは逆に食欲が落ちたり、体調を崩したり、
食物繊維やビタミンミネラルがとれずに栄養が偏ったりすることなどが、挙げられていました。
そして、災害発生時、電気水道ガスのライフラインが復旧するまでの最低3日間は、非常食で持ちこたえるような備えが必要ということでした。
かと言って、3日間ずっと缶詰では同じなので、ソラテラでは
①栄養のバランス良く
②温かいものも
③美味しく
④身近にあるもの、保存食を活用して
を念頭に、3日間のメニューを、ざっくりではありますが考え、
その中から6品を実際に作ってみました。
条件としては
①水は(調べたところ)大人2人子供2人の4人家族で一日約10リットル必要、とのことでしたので、それを目安に、極力節水して調理をすること。
②庭で薪を燃やして火を焚いて調理すること。ガスコンロ一つ使えること。
③家屋倒壊はないものとして、冷蔵庫の食べられる食材、調味料、乾物、保存野菜などをしようできること。
④ボールやまな板、お皿など極力汚さないこと
本当は、外で実際に火を焚いて調理しようとしたのですが
今日は季節外れの雪が!!!降り、急遽、お寺の台所に場所を変更。
今日作ったメニューは
①非常時用の袋を使って炊くご飯
②すいとん
③高野豆腐と切干大根の煮物
④大根と寒天のサラダ
⑤サバ缶と玉ねぎスライスのサラダ
⑥煎り豆
今回は私自身も実験で、どんな風にできるかわからず実験的でしたが
メニューを考えていた時に、ふと、
これって、いつものソラテラのメニューでは??、と思ったのでした。
よく考えると、田舎、山では畑があり野菜がある。冬野菜は土をかぶせて保存してある。
季節によるけれど春は山菜が取れる。(今日も、自生しているというワケギをとってきて、酢味噌和えの一品料理が増えました。)
たくあんや漬物、凍み大根や干し柿など、保存食はかなりある。
日々の暮らし、食が、そのまま非常食にもつながっている、
という事実。
そもそも保存食って、寒い冬や暑い夏を乗り切ったりするための昔の知恵だから、いざという時に役立つのだなと実感しました。
逆に、スーパーで買ってくる野菜はきれいになっていて洗う
(水を使う)必要はないけど
畑からとってくる野菜は泥だらけ。
どうしても洗わなければいけません。
そのへんも、実際作ってみて気づいたことでした。
作った6品についてですが
まず、ご飯。
半信半疑でしたが、美味しく炊けました。
大人数の米を炊くときは、ひとつの袋にどのくらい水をいれればいいの?など
みんなで頭をくっつけて、「じゃあ、袋に印をつけて、いろいろやってみよう!」。
炊き上がったご飯は、予想以上に美味しく炊けて、
「こっちの水分量でよかったね」、と確認することができました。
使用する水の制限がある中で、水をたくさん使うすいとん。
でも、災害時には温かい汁物が欲しい、とよく聞きます。
洗い物などに使う水は極力節約して、使うところにはきちんと使う。
そんな水の使い方も気づきのひとつ。
高野豆腐や切干大根、干し椎茸、寒天は乾物と呼ばれるものですが
食物繊維などの栄養価も高く、保存もきくので非常食には役立つ食材です。
水で戻さなければいけませんが、その水も食材の味がしみでているので
料理に使え、無駄がありません。
最近では、高野豆腐や切干大根なんて食べ慣れないかもしれないけど
滋味深くてとっても美味しい煮物に仕上がりました。
ぜひ、普段の食事にも取り入れて欲しい乾物です。
サバ缶と玉ねぎスライスのサラダは、非常食のテレビ番組を見て真似たのですが
とても美味しくできました。
その秘密はレモン汁を少し混ぜたこと。
ビニール袋に玉ねぎスライスとサバ缶(サバ缶の汁はすいとんに入れました)を入れて揉んで
レモン汁としょう油を少し加えるだけ。
そこに、Tさんの提案で、少しあぶった油揚げを千切りにして、サラダの上に乗せましたら・・・
これはもう、非常食とは呼べない一品料理に!
サラダに使う玉ねぎスライスも、
「水にさらす?」「うーん・・・もし、非常時だったら・・・水もったいないから、そのままでいいよね?」
ということでそのままの玉ねぎでしたが、何の問題もなく、美味しいサラダに。
そんな会話も飛び交う台所。
大根と寒天のサラダも、寒天を戻した水を洗い水に再利用したりと節水。
大根サラダのドレッシングは、手作り胡麻しょう油ドレッシング。
なるべく洗い物を減らすよう、ビニール袋を使うなどして努力しました。
最後の煎り豆は、非常時でも甘いものやおやつが必要、
ということもあり、おやつ枠で作りました。
煎るだけでよく、フライパンも汚れないし、ポリポリとした食感、
何よりも大豆タンパクが取れるのが嬉しい。
魚や肉の味の濃い缶詰だけでなく、豆類を積極的に取る、
というのも栄養的にみて非常時には大切だと思いました。
以上、作った6品のほか常備菜として
①浸し豆
②りんご煮
③漬物
も用意。このように、保存食ではないけど、冷蔵庫を開けるとすぐ食べられる何かがある、というのは心強いです。
3日間くらいなら余裕。日々の食事やおもてなしでも常備菜は大活躍だけど、こんな時も役立ちますね。
最後に、作った料理を囲みながら皆さんに感想を聞きましたが
とりあえず、水!水、大事!
でも、意識して調理することで、この水を洗い水に使おうとか、あれを茹で終わったら、次にこれも茹でよう、など
再利用する気持ちを持てたことが良かった、という声も。
今日は、6品作り、全ての工程で9リットルの水を使いました。(最後の洗い物除く)
大人が14人でしたので、一人約650cc。
4人家族で10リットルなので、たらふく食べたこの食事だけで、この水量であれば、まずまずと思います。
ただ、最後の洗い物、またそのほかの生活用水などあるので、
本当の非常時には、このようにはいかないのでしょうが、今回水の大切さに気づけたことだけでも良し。
調理をしていて、まな板が洗えない!ということにも気づきました。
最低限、1枚のまな板で切り出ししましたが、衛生的に考えてまな板洗いたい・・・でも洗えない・・・
ラップだと切れちゃうね~・・・牛乳パックなら、いいんじゃない??
まな板は使いづらい。牛乳パックがあると便利。
これも素晴らしい発見!
若い人からは、まずは料理の技術を身につけたい、という感想もいただきました。
節水などは気をつけてできるけど、残ってるこの食材とこの食材を組み合わせて、これ作ろう!とか
この余ったものは、もったいないからこっちに使えばいいよね、など料理のアイデア。
それこそ日々の主婦の技?が、非常時には活躍するのですね。
火を使えるということも大きいです。
今回は薪ではなく、ガスコンロを使ったので、非常時はこんなに
スムーズではないでしょうが、
それでも、食材を温める、温かいものが食べられる、というのはありがたいものです。
火を起こす、ということも知る必要がありそうです。
最後に、今回のソラテラまとめとして
やはり、いろいろと気づけた事が多く、実際に意識してやってみたことは良かったと思います。
土があり、保存食を含め、身近に食材がある暮らしの大切さ、ありがたさも感じました。
今回初めて試みた非常食。まだまだ検証が必要です。
もし、皆さんの中にもこんなアイデアが!
こうしたら??などありましたら、
またぜひ、お聞かせください。
そして、意外にも精進料理との共通点。
精進料理はお坊さんの修行中の際の食事です。
質素なものですが、動物性食品は含まれていないのに栄養バランスがよく野菜も豊富。
高野豆腐や切干大根などの乾物、保存食を多く使っていること。
最後に、そんな発見もしたのでした。
ある意味、修業中も非常時ということか・・・


そして4月8日は、お釈迦様の誕生日、灌仏会。
そんなご縁もあったソラテラで、甘茶をいただきながらの会となりました。
日々の食事、暮らしを見直し、非常時、災害時を考える機会となればと思います。
最後の最後に・・・
来月のソラテラのお知らせ★
来月は5月8日(金)。
恒例になりました大好評、草餅をつくります。
お楽しみに!
2015年04月05日
長勝寺さん 初午祭り
今日は、信州新町のおとなり、信更町三水にある
長勝寺さんの初午祭りでした。
こちらの長勝寺さんも真言宗豊山派で、
玉泉寺と同じ宗派なので
お互いの行事の時には、お坊さんたちは
お呼ばれされたり、お呼びしたり。
お互いに行き来する間柄であります。
先月の玉泉寺の初午の際も、長勝寺さん、おいでくださいました。
今回は玉泉寺の住職、副住職がこちらに来ております。
県宝である仁王堂の前にて、護摩法要。
私は後から行ったので、護摩焚きを見逃してしまったのですが
結界がはられ、お護摩の火が。
消防団も出動しておりました。
長勝寺さんの仁王様は、鎌倉後期につくられたものだそうで、
長野県の県宝に指定されています。
知る人ぞ知る、長勝寺の仁王様。
小ぶりですが、たくましいお姿は、観る価値ありです。
善光寺の仁王様もかっこいいですが、長勝寺さんのも素敵。
これから桜の時期になると、仁王様と桜と、一緒に楽しめそうです。
さて、護摩法要が終わると、今度は本堂で大般若会が行われました。
これには私も間に合いました。
8名ほどのお坊さんが揃って、大般若経を読むのです。

お寺の庭には、1件ですが屋台も出てたりして、お祭りな感じ。
若い子連れ親子なども来ていて、ほのぼのとした雰囲気でした。
今は長野市街に出ているけれど、実家がこちらの方にあって
このお祭りには毎年来られるという方もいらっしゃいました。
名物の「阿吽汁」というものがあってお檀家さんたちが、振る舞いをされていました。
白味噌仕立てのすいとんなのですが、これがまた小雨の降った中美味しくて、これでもか、というほどおかわりをし、たらふく頂いて帰ったのでした。


ご馳走様でした!!!
長勝寺さんの初午祭りでした。
こちらの長勝寺さんも真言宗豊山派で、
玉泉寺と同じ宗派なので
お互いの行事の時には、お坊さんたちは
お呼ばれされたり、お呼びしたり。
お互いに行き来する間柄であります。
先月の玉泉寺の初午の際も、長勝寺さん、おいでくださいました。
今回は玉泉寺の住職、副住職がこちらに来ております。
県宝である仁王堂の前にて、護摩法要。
私は後から行ったので、護摩焚きを見逃してしまったのですが
結界がはられ、お護摩の火が。
消防団も出動しておりました。
長勝寺さんの仁王様は、鎌倉後期につくられたものだそうで、
長野県の県宝に指定されています。
知る人ぞ知る、長勝寺の仁王様。
小ぶりですが、たくましいお姿は、観る価値ありです。
善光寺の仁王様もかっこいいですが、長勝寺さんのも素敵。
これから桜の時期になると、仁王様と桜と、一緒に楽しめそうです。
さて、護摩法要が終わると、今度は本堂で大般若会が行われました。
これには私も間に合いました。
8名ほどのお坊さんが揃って、大般若経を読むのです。
お寺の庭には、1件ですが屋台も出てたりして、お祭りな感じ。
若い子連れ親子なども来ていて、ほのぼのとした雰囲気でした。
今は長野市街に出ているけれど、実家がこちらの方にあって
このお祭りには毎年来られるという方もいらっしゃいました。
名物の「阿吽汁」というものがあってお檀家さんたちが、振る舞いをされていました。
白味噌仕立てのすいとんなのですが、これがまた小雨の降った中美味しくて、これでもか、というほどおかわりをし、たらふく頂いて帰ったのでした。



ご馳走様でした!!!