2015年03月26日

4月 ソラテラのお知らせ

暖かい日が続いたと思ったら、また寒波がやってきたりと
気温の変化が激しい今日この頃です。

体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
本当の春まで、もう一息。
皆さん、体調管理十分お気をつけくださいね。

さて、11月から3月までの冬期休業を経て、
今年も4月からソラテラが始まります。

ソラテラは薬師如来さまの縁日である、毎月8日に基本的には開催しています。
ですので、平日となる時が多いのですがご了承ください。

例外として8日ではなく、8日付近の土日、ということもあるので
ブログをチェックしていただいて、ぜひご参加ください!


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今年最初の4月のソラテラのテーマは「非常食」。
昨年11月に白馬村、小川村を中心に襲った地震で、玉泉寺も大きな被害を受けました。
その時、お寺にいて実際に地震に合い、停電がしばらく続きました。

その時の体験をふまえ、もし、停電や避難生活が長引くようなら、どのような食事ができるのか。
非常食については、日頃からの準備が必要だ、と最近よく耳にします。
いつどこで災害にあうかわかりません。
お寺が避難場所となったら、どうするか?
ソラテラでも、非常食について考え、いざという時のために慣れておき、美味しく、かつ栄養バランスの良い食事を考えてみたいと思います。
ご参加、お待ちしております。

■日にち 4月8日(水) 
■時間  10:00~
■会費  500円
■場所  玉泉寺  長野市信州新町越道6006
         ☎ 026-262-4222
       長野市街から車で約40分

ご予約・お問い合わせはこちらのメールからお願いします。
     soratera@apost.plala.or.jp   笠原

今年も一年、ソラテラをどうぞよろしくお願い致しますicon14icon14
 


Posted by 玉泉寺 at 09:25 | Comments(0) | ソラテラ
 

2015年03月25日

少子化を止めるには!

私が参加している長野市のママさん団体「Mam's Style」のブログ。
会員が平日ブログリレーをしています。
先日こんな記事が。

3月16日 「少子化を止めるには!」
http://mamsstyle.naganoblog.jp/e1680102.html

それを受けて、私も感じたことを書きました。
http://mamsstyle.naganoblog.jp/e1684825.html

いろんな意見があるのでしょうが、どうしたら、より良いのでしょう。
よかったら、Mam's Styleブログ、覗いてみてくださいicon16icon16
 


Posted by 玉泉寺 at 00:44 | Comments(0) | 暮らし | 子育て
 

2015年03月21日

お彼岸さんぽ

お彼岸のお中日。
よく晴れた今日は、お墓参り日和。

お寺の中よりも、外にいるほうがポカポカと暖かいので
お墓参りにいらっしゃったお檀家さんと、外でお茶会。
今日はアルプスも良く見えました。

お寺の裏に多くはありませんが、お墓があり、
歴代住職のお墓も、同じ裏山にあります。
彼岸入りに、私たち家族もお参りをしました。
先代、先々代の住職のお墓の横に
内室(住職の奥さん)のお墓もあるのですが
私も死んだらここに??など思い巡らせながら
お掃除を。

住職一人につき、お墓一つなので、(普通は一つの家にお墓一つですが)
お参りするお墓がたくさん。
たくさんのお花を持っていったつもりでも、
一つひとつのお墓にお供えしていると、だんだんと足りなくなってくるので
いつもお花一本、お線香一本、という少しさみしい感じのお参りとなってしまいます。
・・・ゴメンナサイ。

その後、今日は天気も良かったのでハルコさんちまで歩いて散歩に。
散歩途中のお墓にも、お花とお団子が供えられていました。
お団子は、なぜかお墓のてっぺんに一つひとつ乗っけられていて、面白かった!
いままで雪の世界でしたが、お花が供えられていると、それだけで明るく、彩りのある散歩道になりました。







 


Posted by 玉泉寺 at 23:43 | Comments(0) | お寺
 

2015年03月17日

初午星祭り

15日、無事に二十七年度の玉泉寺初午星祭りが滞りなく行われました。

まだ雪の残る、この山のお寺へお寒い中お越しいただいた皆様には
深く御礼を申し上げます。
また、役員さんをはじめ、たくさんの方々に前々から、そして当日もお手伝いを頂き、こちらも大変有り難く、
感謝申し上げます。
たくさんの方のご協力を得て、盛況に終わりましたことを有り難く思っています。
皆様、本当にありがとうございました。


お寺の下の駐車場もいっぱいになるほどたくさんの方にお集まり頂き、
10時から、毎年恒例の余興が始まります。
今年のゲストは日本でただ一人、「語り」を専業とされている語り部、左大臣光永氏にお越しいただきました。
演目は「川中島合戦」。
身近な題材なだけあって、親しみやすく、初心者の私もふむふむ、と引き込まれました。



語り・・・私も初めて聞いたのですが、朗々とした声、初心者や若者にも聴き易い現代語の語りで、面白く迫力のあるものでした。
また、左大臣さんご自身も個性的な方で面白く、今後ますますの御活躍をご期待致します。

11時からは東日本大震災の追悼法要。その後、本尊薬師如来さまの前立本尊不動明王さまに今年一年の無病息災を祈念する護摩法要となりました。
人はそれぞれ、その年の気をうけて生まれます。その星回りが年々順にまわってくるので、善い年と悪い年ができるのだそうです。
毎年初午星祭りではその当たり年をまつって、悪い年の悪事災難を免れるように、また善い年は一層良くなる様に祈るのです。
ご焼香の煙を頭にかけ、一年の健康をお祈りします。



護摩の炎で、その年運を住職がみますが、今年は秋頃に水害が、そして再び小さな地震があるのではないか、ということでした。
それこそ、ひとつの地球という船に乗り合わせたわたしたち、たすけあいながら共に生きるというこころをもって、
今年一年、穏やかな年となるように願います。

台所では、お手伝いの皆さんが約300人分のおとうじやおでんの準備、お赤飯をふかしたり、と大忙し!
これがまた、美味しいんですface05face05



外では薪でそばを茹で、振る舞いますicon16icon16
本当にお手伝いの皆さんに支えられているお祭り。有難いです。





毎年、この初午で顔を合わせる方もいて、それが楽しみになっていたり
「来ることが出来て良かった」、と言っていただき
また来年お会いできれば、嬉しいです。

一年で最大の玉泉寺のお祭り。
忙しく慌ただしくはあるけれど、やっぱりこうして皆さんが楽しみに来てくださることが嬉しいなぁと思うのです。

お祭りのあとは、その片付けと御札の配送や受け取りに来られる方の対応などがありますがいつものように静かな山寺となりました。

この初午が終わり、お彼岸です。
ようやく山の春がやってきます。

お越しいただいた皆様、また、お手伝いくださった皆様、
本当にありがとうございました。












 


Posted by 玉泉寺 at 13:40 | Comments(0) | お寺
 

2015年03月12日

東日本大震災によせて

12日となってしまいましたが、昨日は東日本大震災から4年をむかえた日でした。

今尚、避難生活を送られている方も多く、心が痛みます。
一日も早い復興をお祈りせずにはいられません。

4年が過ぎ、仮住まいの仮設住宅は簡単な作りで
結露などからくる大量のカビ発生。
喘息がひどくなる人が多いそうです。
また、周りとの交流がないまま孤独死される方も。

大震災での地震、津波は、恐ろしいものでした。
でも、それよりも恐ろしいと思うのは原発、放射能です。
小さな子どもを育てる身としては、今も、放射能の危険を感じています。

仏教、真言宗豊山派では、弘法大師様の教えは曼荼羅思想(マンダラ思想)といわれています。
心に曼荼羅を持っていさえすれば、私たちのものの見方は飛躍的に広くなってくる。切り口も沢山できる。
法律を守り、道徳を重んずることも勿論大切なのだが、自分の心をできるだけ広く深く耕すことが最も大切なのである、と。
一人ひとりが広く深く考えること。
それが、大切なのだというのです。

それを踏まえ、私の思うところを稚拙ながら書きたいと思います。

地震や津波だけなら、立ち入り禁止などにならず故郷に戻れたのではないか?
そう思います。

絶対安全と言われたものが、自然のちからであっけなく壊れる。
人間のちからはどこまでいっても、自然には勝てないと思います。

江戸時代の石碑があって、これより下に家を建てないこと、
というような内容が書かれていました。
古来からの津波の教訓は、活かさなければいけません。
しかし、それですら少しづつ忘れ去られます。
原子力を使いだした私たちは、果たしてその危険性を
ずっと認識しつづけることができるでしょうか?


この地震大国日本で、また、同じような事態になるともならないとも
言い切れないと思うのですが。

ドイツのメルケル首相が訪日していました。
ドイツは脱原発。自然エネルギーへ。
すごい決断だと思います。
100%と言わなくとも
日本もそうしないのかな?
無理なのかな?
これは、私個人の意見です。

私の単純な頭は、そう思うのですが
原発周辺での雇用が減る、
経済力が低下する、
夏の暑さ、エアコン無しでは耐えられない、
医療機関では節電はできない、などなど。
色々な問題があるようです。


仏教において、自分の心をできるだけ広く深く耕すことが最も大切なのである、と言われているように
自分の心で見ると、みなさんはどう考えますか?



玉泉寺でも、4年前3月におきたこの大震災をうけて
毎年、護摩法要では東日本大震災追悼法要も執り行います。
心穏やかな一年となりますように。







 


Posted by 玉泉寺 at 23:28 | Comments(0) | 暮らし
 

2015年03月08日

仏器磨き

今日は、強力な助っ人が駆けつけてくださいました。

松本から来てくださるコバヤシさん。
いつもいつも、大変お世話になっています。
あまりにもお寺に馴染みすぎていて、もう家族みたいface02face02

護摩法要に使う仏器を磨いてくださいました。



本堂でひとり黙々と仏器磨きをし、
きれいになっていく仏器を見ると心が洗われると
頑張ってくださいました。

そして、外では
ショベルカーでクボタさんとナカザワさんが、大きな雪山を崩し、通路を作ってくださいました。
雪山の半分だけを崩したので、黒部立山の、雪の壁のミニチュアみたいな感じです。

皆さん、本当に貴重な一日をありがとうございました!!
当日は、晴れるといいなface01


 


Posted by 玉泉寺 at 23:33 | Comments(0) | お寺
 

2015年03月07日

供養するということ

東日本大震災から、もうすぐ4年が経ちます。

4年前の3月11日、お寺では、やはり護摩の準備の真っ最中でした。

私は、まだお寺には住んでいなかったので4年前のその日、お寺にはいなかったのですが
副住職と、昨年亡くなった檀家さんのおじいちゃんが作業をしていました。

長野市内でもすごい揺れがあって、テレビをつけたら
あの大津波の映像が飛び込んできました。

本当に、目を疑いました。信じられない光景。
多くの命が、一瞬にしてさらわれていきました。
あの映像を思い出すだけで、胸が痛くなります。

昨日まで元気に生きていた人が、突然いなくなる。
災害もそうですが、事故や自殺などで突然、大切な人をなくされるという
そんな話をお寺にいると、耳にしたりします。
たとえ、突然なくす、ということでなくとも
大切な人がいなくなるというのは、誰にとっても辛いことです。

大震災のあと、幽霊が見える人が増えたそうです。
科学で証明できないことであろうとも、
その人が見える、というのであれば
誰も否定できないと思うのです。
亡くした人を幽霊となっても見たい、会いたい、と思う心がそうさせてしまうのかもしれません。

亡くなった方の思いもそうですが
残された人たちは、辛くても、生きていかなければなりません。
残された人たちは、供養をするしかないのだといいます。
忘れないこと。手を合わせること。

そうすることによって、残された人たちの心も整えることができ、
前向きに死を受け入れられるようになるといいます。

ほんとに?と、疑問に思う方もいるでしょう。
でもね、本当だと思います。

上手く言えませんが、やはり、供養することは、大切なことなんだと思います。
忘れずに、手を合わせる。お花やお水をお供えする。
単純なことだけどこれがなければ、ぐちゃぐちゃな気持ちになると思いませんか。

供養してあげてくださいね。
よく、お坊さんが言うのを耳にしますが
残された人たちのためにも、大切なことだと思うのです。

そして、3月はお彼岸の月。
3月と9月の春分と秋分は、昼と夜の長さが同じになるといいます。
私たちがいる煩悩の世界を此岸といい
極楽、あの世を彼岸、といいますが
春分秋分では真東(此岸)から真西(彼岸)に太陽が沈むので
あの世とこの世が最も近くなる日とされ、先祖供養するようになったといいます。

身近な人ではなく、少し遠いおじいちゃんやおばあちゃんが眠るお墓かもしれませんが
気持ち的には、先のお話と同じと思います。
日々、手を合わせて、心を整え、前向きに。
供養することには、そんな意味もあるのだと思います。














 


Posted by 玉泉寺 at 23:56 | Comments(0) | お寺
 

2015年03月03日

玉泉寺新年会

先月になりますが、長野県の大町温泉郷にて玉泉寺役員さんの新年会を開きました。

お宿は昨年に引き続き、とても評判の良かった景水さん。

20名ほどの役員さんが参加してくださり、賑やかな新年会となりましたface02

普段、なかなかお会いできなかったり、お話できなかったりする方とも
お酒を酌み交わしながら、ざっくばらんにいろんな話もできるので貴重な時間★

お寺は人付き合いが大変だ、とよく言われますが
私は、こうしてお酒を飲むのは嫌いではないので(たくさんは飲まないですが)
こんな機会を密かに楽しみにしていたり。

役員さんと話をすると、
改めてしみじみ、玉泉寺の役員さんは、いい人だなぁと思います。
お寺を良くしよう、盛りたてようとしてくださり、
お寺を育てるのも、檀家の役目と叱咤激励されたりします。

そんな話をできるのも、こういう場だからこそと思います。

そんな話ができるからこそ、檀家さんのために頑張らなきゃいけないな
とか、日々を省みたりできます。


皆さんが、どうしてお寺を良くしたいと思うのか?
何のためにお寺ってあるのか?
ほろ酔いながらも、そんなことを考えた新年会でした。
そして、今もブログを書きながら考えるのでした。






 


Posted by 玉泉寺 at 15:19 | Comments(0) | お寺
 

2015年03月02日

初午の準備

3月になって、初午の準備も本格的に始まります。

2月中に発送した申込書の受付や各種お札の準備、
当日は振る舞いもあるので
その発注や台所準備、お蕎麦の在庫確認などなど。

あとは、来週にかけて雪かきです。
本堂前の庭には、まだ、でーーーんと大きな雪山が・・・face08face08
昨夜も少し、山の方では雪が降りました。
当日はアルプスが綺麗に見えるほど、晴天になればいいなと思うのですが・・・

方位除けのお札も着々と。


毎年、玉泉寺の初午には300~400名程の方がいらっしゃいます。
私も、初めて玉泉寺に来のが
この初午の時でした。
なんだか分からないけど、賑やかでお祭りみたいで楽しいなと思ったのが、お寺の第一印象でした。
そんなこんなで縁あって、ここへ嫁ぐことになってしまったのですが、
普段は当たり前だけど、静かなお寺なのでした(笑)

きっと、今回初めて初午に来られる方もいらっしゃると思うのですが
そんな風に、楽しんでいっていただけたらと思います。
もちろん、今年一年の健康、厄除けなども祈念して、良い年となるようにお祈りしましょう。
 


Posted by 玉泉寺 at 17:07 | Comments(0) | お寺