2018年05月29日
最上の施し
以前もブログに書きました「布施」。
布施とはお葬式などの時にお金を包むことではありません。
仏教の修行者が日常において実践すべき徳のひとつです。
仏教の修行として大切なものの一つが布施ですが、
一般的に布施には金品を恵み与える財施、
教えや知識を人と分かち合う法施、
相手の不安などを取り除くよう努力する無畏施、の3種類あると言われます。
その他にもお金ではない優しい言葉づかいや笑顔などの七つの無財施がある、と書きました。
そして、その布施については
布施をした自分と、布施を受けた相手と、布施された物の三つを心にとどめないことが重要だ、とお釈迦さまはいうのです。
「私がこうしてあげたのにあの人は何もしてくれない」
「私がこれだけやってるのに、あの人は何もしない」
と、私たちはつい思ってしまいます。
そうすると、せっかく自らすすんでやっていることでも
何となく心がムカムカしてきてイライラして
鼻息も荒くなって・・・・となってしまいます。
ですが、さすがはお釈迦さま。
施した後で悔いたり、施して誇りがましく思うのはいけませんよ、と言っています。
施して喜び、施した自分と施しを受けた人と、施した物と、この三つをともに忘れるのが最上の施しだと。
施した自分を忘れるのは、偉そうにしている自分はダメ、ということで何となく想像がつきますが
相手と物も忘れなさい、と言っているところがすごいなぁ、と思うところです。
そうお釈迦さまが言っているんだから、
あぁ、自分がしていることを忘れていいんだ、心にとめなくていいんだ、と思うと
自然と自分がこうなのにあの人は、なんて気持ちはサラ~ッと流されてなくなっていく気がします。
そうすることで、自分もすすんで気持ちよく行動できるように思うのです。
最近、「なんで私ばっかり・・・!」と思うことが多かったので
この言葉を知ったときにストン、と胸におちてきて心が落ち着いたのです。
それからは、私ばっかり・・と言わずに自分にできることは一生懸命やって、
その後はやったことも忘れちゃう!ことにしています。
忘れるのがいいんですよ、なんて
なんていいこと言うんだろう、と感動したのでした。
布施とはお葬式などの時にお金を包むことではありません。
仏教の修行者が日常において実践すべき徳のひとつです。
仏教の修行として大切なものの一つが布施ですが、
一般的に布施には金品を恵み与える財施、
教えや知識を人と分かち合う法施、
相手の不安などを取り除くよう努力する無畏施、の3種類あると言われます。
その他にもお金ではない優しい言葉づかいや笑顔などの七つの無財施がある、と書きました。
そして、その布施については
布施をした自分と、布施を受けた相手と、布施された物の三つを心にとどめないことが重要だ、とお釈迦さまはいうのです。
「私がこうしてあげたのにあの人は何もしてくれない」
「私がこれだけやってるのに、あの人は何もしない」
と、私たちはつい思ってしまいます。
そうすると、せっかく自らすすんでやっていることでも
何となく心がムカムカしてきてイライラして
鼻息も荒くなって・・・・となってしまいます。
ですが、さすがはお釈迦さま。
施した後で悔いたり、施して誇りがましく思うのはいけませんよ、と言っています。
施して喜び、施した自分と施しを受けた人と、施した物と、この三つをともに忘れるのが最上の施しだと。
施した自分を忘れるのは、偉そうにしている自分はダメ、ということで何となく想像がつきますが
相手と物も忘れなさい、と言っているところがすごいなぁ、と思うところです。
そうお釈迦さまが言っているんだから、
あぁ、自分がしていることを忘れていいんだ、心にとめなくていいんだ、と思うと
自然と自分がこうなのにあの人は、なんて気持ちはサラ~ッと流されてなくなっていく気がします。
そうすることで、自分もすすんで気持ちよく行動できるように思うのです。
最近、「なんで私ばっかり・・・!」と思うことが多かったので
この言葉を知ったときにストン、と胸におちてきて心が落ち着いたのです。
それからは、私ばっかり・・と言わずに自分にできることは一生懸命やって、
その後はやったことも忘れちゃう!ことにしています。
忘れるのがいいんですよ、なんて
なんていいこと言うんだろう、と感動したのでした。
2018年05月28日
天空の道 峰街道
その昔、明治期まで使われていた大町市から善光寺に続く街道がありました。
大町街道、峰街道など様々な呼び名で呼ばれるその古道は
今は荒れ、一部通行できないところもあるのだそうですが
その街道は、山の峰々を歩くことから北アルプスもよく見え、
場所によっては富士山も見える箇所もあるのだとか。
山々の景色がとても美しいことから天空の道、と呼んで
古道を復活させよう、という動きがここ数年起こっておりました。
峰街道はいくつもの関所を通ります。芭蕉の句や戸隠信仰の跡も多く見られるそうで
歴史的、文化的にも価値のあるものだそうです。
玉泉寺近くにもその道は通り、その昔は多くの旅人が歩いたことでしょう。
玉泉寺住職が会長となり、5月20日、小川村りんりん館にて
峰街道の会の設立総会が行われました。
参加者は午前中、約8キロの峰街道を北アルプスを見ながら歩き、
お昼にりんりん館へ。総会後、アウトドアパーティーとなりました。
総会で、郷土史家の田中欣一先生が挨拶をされていました。
古道には歴史文化があると。
昔のままの、道というものが良いのだと話されていました。
土があり、光があり、そこを歩く、たどることで
歴史と文化を感じる。それが後に観光につながるのだと仰られていて、なるほどなと感じました。
歴史文化。なぜ私たちはこんなに歴史や文化に魅かれるのでしょう。
なぜ、それを引き継ぎ、繋げていきたいと思うのでしょう。
道に限らず伝統芸能やお寺、宗教もそうです。
歴史から学び、今生きる私たちの道しるべとなる・・・というとカッコいいですが
天空の道 峰街道からは多くのことを教えられそうです。
「峰街道の会」HPはこちら。
http://minekaido.com/
会場となったりんりん館からは絶景の北アルプス。
本当に気持ちの良い一日でした。
大町街道、峰街道など様々な呼び名で呼ばれるその古道は
今は荒れ、一部通行できないところもあるのだそうですが
その街道は、山の峰々を歩くことから北アルプスもよく見え、
場所によっては富士山も見える箇所もあるのだとか。
山々の景色がとても美しいことから天空の道、と呼んで
古道を復活させよう、という動きがここ数年起こっておりました。
峰街道はいくつもの関所を通ります。芭蕉の句や戸隠信仰の跡も多く見られるそうで
歴史的、文化的にも価値のあるものだそうです。
玉泉寺近くにもその道は通り、その昔は多くの旅人が歩いたことでしょう。
玉泉寺住職が会長となり、5月20日、小川村りんりん館にて
峰街道の会の設立総会が行われました。
参加者は午前中、約8キロの峰街道を北アルプスを見ながら歩き、
お昼にりんりん館へ。総会後、アウトドアパーティーとなりました。
総会で、郷土史家の田中欣一先生が挨拶をされていました。
古道には歴史文化があると。
昔のままの、道というものが良いのだと話されていました。
土があり、光があり、そこを歩く、たどることで
歴史と文化を感じる。それが後に観光につながるのだと仰られていて、なるほどなと感じました。
歴史文化。なぜ私たちはこんなに歴史や文化に魅かれるのでしょう。
なぜ、それを引き継ぎ、繋げていきたいと思うのでしょう。
道に限らず伝統芸能やお寺、宗教もそうです。
歴史から学び、今生きる私たちの道しるべとなる・・・というとカッコいいですが
天空の道 峰街道からは多くのことを教えられそうです。
「峰街道の会」HPはこちら。
http://minekaido.com/
会場となったりんりん館からは絶景の北アルプス。
本当に気持ちの良い一日でした。
2018年05月20日
2018 6月ソラテラのお知らせ
6月ソラテラのお知らせです!
6月は、4月にできなかったAED講習会。リベンジです!
新町消防局より消防士さんにお越しいただきます。
AEDの使用方法の他に、玉泉寺での避難訓練も皆さんと一緒に行いたいと思います。
先週12日土曜日には、震度5の地震が小川村を震源におこりました。
4年前の神城断層地震のこともありましたので、一瞬ヒヤリとしましたし
その後も余震が来るのではないかと心配です。
いつ起こるかわからない自然災害。
また、人命救助もいつその場に遭遇するかわかりません。
使い方を一度習っただけで、すぐ使えるようになるとは
なかなか思えませんが、身近で見て、教えて頂ける機会は貴重と思います。
ぜひ、たくさんの方にご参加いただければと思います。
■日時 6月18日(月) 10:00~
今回は18日です!お間違えないように!
■会費 500円
■場所 玉泉寺
■予約・お問い合わせ soratere@apost.plala.or.jp
お待ちしております!!

6月は、4月にできなかったAED講習会。リベンジです!
新町消防局より消防士さんにお越しいただきます。
AEDの使用方法の他に、玉泉寺での避難訓練も皆さんと一緒に行いたいと思います。
先週12日土曜日には、震度5の地震が小川村を震源におこりました。
4年前の神城断層地震のこともありましたので、一瞬ヒヤリとしましたし
その後も余震が来るのではないかと心配です。
いつ起こるかわからない自然災害。
また、人命救助もいつその場に遭遇するかわかりません。
使い方を一度習っただけで、すぐ使えるようになるとは
なかなか思えませんが、身近で見て、教えて頂ける機会は貴重と思います。
ぜひ、たくさんの方にご参加いただければと思います。
■日時 6月18日(月) 10:00~
今回は18日です!お間違えないように!
■会費 500円
■場所 玉泉寺
■予約・お問い合わせ soratere@apost.plala.or.jp
お待ちしております!!


2018年05月16日
巴の松 その後・・・
木曽義仲全国大会の開催時に記念植樹された
玉泉寺の巴の松。
きちんと雪囲いすれば良いのでしょうが、
またしても雪の重みで折れてしまいました。
以前も折れてしまったのを、くっつけてもらったのに
今回は中心の太い枝が折れてしまったのです。
あぁ、もう駄目だなぁ、と思っていたのですが
先日、アキマサさんが庭木の剪定に来てくださって
巴の松も直してくださいました。
折れた中心の枝はバッサリ切られましたが
他の枝をひとつ、真と決めて、添え木をしてありました。
(写真が載せられなくて残念!また、再度チャレンジします!)
ダメだと思った木が、2度も立ち直っている。
それを見たら、人間も同じなんではないかと思いました。
中心が折れたらくっつけて直せばいい。
それでもダメなら、他のことを軸にして直せばいい。
絶対、これでなくちゃだめ、ということはなくて
こっちがだめなら、あっち。あっちがだめならこっち、
こっちが弱ければ添え木をしてサポートされながらやってみる、みたいな
いろいろありでいいんじゃないかと思ったのです。
私にはこれしかない、これができなきゃ、もう終わり、と思っても
細い枝でも成長するにつれてしっかり育つように
気づいたら、他のことが自分の軸となることだってあり得るのではないでしょうか。
何かにつまづいても、つまづいても、
この巴の松が松として、きちんと成長していけるのと同じように
私たちもどうにかこうにか、成長してやっていけるのではないでしょうか。
その前に、雪囲いをしっかりせえ、といわれてしまいそうですが
巴の松に教えられたのでした。
この場を借りまして、アキマサさん、いつも本当にありがとうございます。
玉泉寺の巴の松。
きちんと雪囲いすれば良いのでしょうが、
またしても雪の重みで折れてしまいました。
以前も折れてしまったのを、くっつけてもらったのに
今回は中心の太い枝が折れてしまったのです。
あぁ、もう駄目だなぁ、と思っていたのですが
先日、アキマサさんが庭木の剪定に来てくださって
巴の松も直してくださいました。
折れた中心の枝はバッサリ切られましたが
他の枝をひとつ、真と決めて、添え木をしてありました。
(写真が載せられなくて残念!また、再度チャレンジします!)
ダメだと思った木が、2度も立ち直っている。
それを見たら、人間も同じなんではないかと思いました。
中心が折れたらくっつけて直せばいい。
それでもダメなら、他のことを軸にして直せばいい。
絶対、これでなくちゃだめ、ということはなくて
こっちがだめなら、あっち。あっちがだめならこっち、
こっちが弱ければ添え木をしてサポートされながらやってみる、みたいな
いろいろありでいいんじゃないかと思ったのです。
私にはこれしかない、これができなきゃ、もう終わり、と思っても
細い枝でも成長するにつれてしっかり育つように
気づいたら、他のことが自分の軸となることだってあり得るのではないでしょうか。
何かにつまづいても、つまづいても、
この巴の松が松として、きちんと成長していけるのと同じように
私たちもどうにかこうにか、成長してやっていけるのではないでしょうか。
その前に、雪囲いをしっかりせえ、といわれてしまいそうですが

巴の松に教えられたのでした。
この場を借りまして、アキマサさん、いつも本当にありがとうございます。
2018年05月15日
地域密着保育園
先日、下の二人を連れて保育園のおひさま広場に行ってきました。
おひさま広場というのは、入園前の子どもを
保育園の一室で遊ばせることができる、子育て広場のこと。
新町保育園も毎日開放されていて、
おもちゃがたくさんある広い部屋で子どもを遊ばせられます。
3月まで長男がお世話になった保育園ですが
久しぶりに訪れた園には、新年度から新しい先生が着任されていました。
新しい先生は前年までは長野市街の保育園に通われていて、
先生自身も市街から通勤されているとのことでした。
初めて新町保育園に来て先生が驚いたことは、地域密着型だということ。
いろいろな地区から通う他の保育園と違い、
信州新町の子どもたちは大体、新町保育園に通い
だからこそ、地域の皆さんとの距離が近いと感じる、と言います。
保護者同士の距離も近く、○○君、○○ちゃん、と名前をよく知っていたり
例えば、「今日のお迎えはおばあちゃんなんだね!」、とそこまで
知っていたりするので驚いた、と言うのです。
確かに、地域が狭いからこそ周りのことが見えてしまう。
田舎の良い面でもあり、悪い面でもあると思います。
でも、先生が「だからこそ悪いことできませんね」、と。
そうなのです、地域のつながりが濃いから悪いことはできない。
大人もそうですが
見られてるな、と思うと悪いことはできません。
そこは地域密着。
地域で子どもを育てる、見守る、という田舎の良さなのだと思いました。
おひさま広場というのは、入園前の子どもを
保育園の一室で遊ばせることができる、子育て広場のこと。
新町保育園も毎日開放されていて、
おもちゃがたくさんある広い部屋で子どもを遊ばせられます。
3月まで長男がお世話になった保育園ですが
久しぶりに訪れた園には、新年度から新しい先生が着任されていました。
新しい先生は前年までは長野市街の保育園に通われていて、
先生自身も市街から通勤されているとのことでした。
初めて新町保育園に来て先生が驚いたことは、地域密着型だということ。
いろいろな地区から通う他の保育園と違い、
信州新町の子どもたちは大体、新町保育園に通い
だからこそ、地域の皆さんとの距離が近いと感じる、と言います。
保護者同士の距離も近く、○○君、○○ちゃん、と名前をよく知っていたり
例えば、「今日のお迎えはおばあちゃんなんだね!」、とそこまで
知っていたりするので驚いた、と言うのです。
確かに、地域が狭いからこそ周りのことが見えてしまう。
田舎の良い面でもあり、悪い面でもあると思います。
でも、先生が「だからこそ悪いことできませんね」、と。
そうなのです、地域のつながりが濃いから悪いことはできない。
大人もそうですが
見られてるな、と思うと悪いことはできません。
そこは地域密着。
地域で子どもを育てる、見守る、という田舎の良さなのだと思いました。
2018年05月09日
2018 5月ソラテラ開催しました
本日、ソラテラでした。
5月の旬、草餅を頂く会でした。
私はこの草餅が本当に好きで、でも、いつも食べたいかと言うとそうではなくて
一年にこの時期だけに食べるのが好きなのです。
そうすると、あぁ、今年も草餅の季節だなぁと感じられる。
食べ物って、旬があって、栄養ももちろん豊富だし体にいいのだけど
それだけでなくて季節を感じられるものですよね。
私の父は退職後、畑にはまって農夫となりましたが
買ってきた水耕栽培のトマトは食べられない、と言います。
トマトは大好きだけど、夏の畑で採れた完熟のトマトを食べてしまっては
あれ以外、トマトでない!と言うのです。
確かに、夏のトマトと買ってきたスーパーのトマトは違います。
その違いを今は、あまり感じない人が多いのかもしれません。
ソラテラでは、また、お寺では、そうした季節も感じられるような
見落としがち、忘れられがちなことを感じられる場所でありたいと思います。
今回のソラテラは、14名の方がご参加くださいました。
曇り空だったので室内での昼食となりましたが、こうして、大勢とごはんを食べる、会食する、というのはなかなかない機会なので良かった、との声もいただきました。
ソラテラは料理教室なわけではなく、ただ、作って食べるだけといえばだけなのですが、その作って食べることが今は、大事なことなのかもしれない、と気づかされたソラテラでした。
今後も細々とではありますが、食以外にも
興味関心のあることを中心に、皆さまにお届けできたらなぁと思います。
どうぞよろしくお願い致します

ありがとうございました
5月の旬、草餅を頂く会でした。
私はこの草餅が本当に好きで、でも、いつも食べたいかと言うとそうではなくて
一年にこの時期だけに食べるのが好きなのです。
そうすると、あぁ、今年も草餅の季節だなぁと感じられる。
食べ物って、旬があって、栄養ももちろん豊富だし体にいいのだけど
それだけでなくて季節を感じられるものですよね。
私の父は退職後、畑にはまって農夫となりましたが
買ってきた水耕栽培のトマトは食べられない、と言います。
トマトは大好きだけど、夏の畑で採れた完熟のトマトを食べてしまっては
あれ以外、トマトでない!と言うのです。
確かに、夏のトマトと買ってきたスーパーのトマトは違います。
その違いを今は、あまり感じない人が多いのかもしれません。
ソラテラでは、また、お寺では、そうした季節も感じられるような
見落としがち、忘れられがちなことを感じられる場所でありたいと思います。
今回のソラテラは、14名の方がご参加くださいました。
曇り空だったので室内での昼食となりましたが、こうして、大勢とごはんを食べる、会食する、というのはなかなかない機会なので良かった、との声もいただきました。
ソラテラは料理教室なわけではなく、ただ、作って食べるだけといえばだけなのですが、その作って食べることが今は、大事なことなのかもしれない、と気づかされたソラテラでした。
今後も細々とではありますが、食以外にも
興味関心のあることを中心に、皆さまにお届けできたらなぁと思います。
どうぞよろしくお願い致します


ありがとうございました

2018年05月06日
はるこさんは仮面ライダー
私の師匠、大好きな人、それははるこさん。
玉泉寺総代長夫人です。
料理上手なおばちゃんで、いつも頼りにしてしまっている、はるこさんです。
昨日の大般若会でも、法要後にお斎といって皆さまに昼食をお出しするのですが
その準備をしていた台所での一コマ。
今年はわらびがたくさん採れて、お寺でも頂いたので
お斎に出す用意をしていましたが、
もし良ければあく抜きしたものを少し分けてもらいたいな、と言う方が。
そこではるこさんが、お寺のものはお斎で出してしまうから、
自分の家にいけば、あく抜きしたわらびが沢山あるよ、持ってきてあげるよ、
ということで、はるこさんはさっと、バイクにまたがり(はるこさんはいつもバイク)
わらびを取りに自宅へ戻っていったのです。
そして何事もなかったように、さっと戻り、わらびを持たせてあげたのです・・・・
私はそんなはるこさんの姿を見て、いつも思うのです。
はるこさんは仮面ライダーなのではないかと。
困っている人がいたら、さっと登場し、
さっと手を差し伸べ、そしてまたさっと去っていく。
それがまた、仰々しくなく、本当に軽い感じでさっとしてくれて
助けられる方も必要以上に申し訳なくならなくていい、
ちょうどよい塩梅のところで手を差し伸べてくれるのです。
なんて、名前のように春風のような人なのだ、と思ったりもするのですが
仮面ライダーではないかとも思うのです。バイクに乗ってるし。
困ったなー、どうしようなー、と思っていると
はるこさんが、「かよちゃん、どうしてるねー、」と言ってひょっこり現れ
本当にさっと来て、さっとやって、さっと去っていく。
その後ろ姿を見送るにつけ、あぁ、仮面ライダーは本当にいるんだなぁ、と
しみじみ思うのです。
なかなか、はるこさんのようにはできません。
人助け、というと大げさになってしまいますが
相手に気を使わせないように、それが自然とできてしまうところが
はるこさんの仮面ライダーたる最大のポイントだと思います。
はるこ仮面ライダーにお世話になりっぱなしですが
私もいつか、恩返しをしたい、はるこ仮面ライダーのようになりたいな、と
心に誓っている今日この頃です。
玉泉寺総代長夫人です。
料理上手なおばちゃんで、いつも頼りにしてしまっている、はるこさんです。
昨日の大般若会でも、法要後にお斎といって皆さまに昼食をお出しするのですが
その準備をしていた台所での一コマ。
今年はわらびがたくさん採れて、お寺でも頂いたので
お斎に出す用意をしていましたが、
もし良ければあく抜きしたものを少し分けてもらいたいな、と言う方が。
そこではるこさんが、お寺のものはお斎で出してしまうから、
自分の家にいけば、あく抜きしたわらびが沢山あるよ、持ってきてあげるよ、
ということで、はるこさんはさっと、バイクにまたがり(はるこさんはいつもバイク)
わらびを取りに自宅へ戻っていったのです。
そして何事もなかったように、さっと戻り、わらびを持たせてあげたのです・・・・
私はそんなはるこさんの姿を見て、いつも思うのです。
はるこさんは仮面ライダーなのではないかと。
困っている人がいたら、さっと登場し、
さっと手を差し伸べ、そしてまたさっと去っていく。
それがまた、仰々しくなく、本当に軽い感じでさっとしてくれて
助けられる方も必要以上に申し訳なくならなくていい、
ちょうどよい塩梅のところで手を差し伸べてくれるのです。
なんて、名前のように春風のような人なのだ、と思ったりもするのですが
仮面ライダーではないかとも思うのです。バイクに乗ってるし。
困ったなー、どうしようなー、と思っていると
はるこさんが、「かよちゃん、どうしてるねー、」と言ってひょっこり現れ
本当にさっと来て、さっとやって、さっと去っていく。
その後ろ姿を見送るにつけ、あぁ、仮面ライダーは本当にいるんだなぁ、と
しみじみ思うのです。
なかなか、はるこさんのようにはできません。
人助け、というと大げさになってしまいますが
相手に気を使わせないように、それが自然とできてしまうところが
はるこさんの仮面ライダーたる最大のポイントだと思います。
はるこ仮面ライダーにお世話になりっぱなしですが
私もいつか、恩返しをしたい、はるこ仮面ライダーのようになりたいな、と
心に誓っている今日この頃です。
2018年05月05日
本日は大般若会でした
本日、5月5日は玉泉寺の大般若会でした。
毎年この日に行われる大般若は、
玄奘三蔵法師が持ち帰ったとされる大般若経典を転読し、
その功徳をえましょう、という法要です。
大般若経典は600巻もあり、それを読むのは大変なため
経本を上から下へ流すようにして読んだことにしてしまう、という
おもしろいお祭りなのです。
たくさんのお坊さんが、「だーいはんにゃはらみった~!」と言いながら
経本をバサーーっと流すのは圧巻です。
そして、今年は長男もお坊さんたちと一緒にやりたい!と言うので
入堂から退堂までご一緒させていただき、経本を上から下へ流しました。
その様子を母はかたずをのんで見守りましたが、なかなか様になっており感動・・・
隣りに座る父に助けられながら一生懸命にやる姿に
母は一人涙したのでした。(それは言い過ぎか
)
準備の時にも経本が破れていないか、流しながらチェックするのですが
その時も長男が手伝っていました。なので、本人も本番もやりたい!と思ったのでしょうか、当日になって、やりたい、と言うので住職の許可を得てそれにいたったのですが大したものでした。
小僧さんのあの姿を見られただけでも、今日は来た甲斐があったよ!と言われる方もいて良かったなぁと思いました。
また、本日の大般若会と併せて、先日田中様より寄贈頂いた木造の大日如来像と
山ノ内町梅龍院畔上様より寄託された不動明王の開眼法要も執り行いました。
写真を載せたいところなのですが調子が良くなく
ご覧いただけないのが残念ですが、木造の大日如来様はとても立派で丁寧なものです。
玉泉寺の仁王像や、裏の東屋を造ってくださった田中様が
台座もすべてお一人で造られ、ご寄贈寄贈くださいました。
先日、4人がかりで運びこみ、安置されました。
また、山ノ内町梅龍院様より、ご縁あって不動明王像が寄託されました。
厨子は金箔も張り替えられ、漆も綺麗に塗られ立派です。
玉泉寺本堂脇に据えられ、本日無事に開眼法要を行うことができました。
それにつきまして、田中様、畔上様には御礼申し上げます。
玉泉寺へお越しの際は、ぜひ、こちらもご覧頂ければと思います。
役員さんを中心にご参加いただいている般若会ですが、本日も多くの方に
ご来山いただき、ありがとうございました。
私も皆さんとお話ができて、良かったです。ありがとうございました。
この転読によって功徳が皆さまにめぐり回り、またよいご縁を頂けますように。
心より、お祈り申し上げます。
毎年この日に行われる大般若は、
玄奘三蔵法師が持ち帰ったとされる大般若経典を転読し、
その功徳をえましょう、という法要です。
大般若経典は600巻もあり、それを読むのは大変なため
経本を上から下へ流すようにして読んだことにしてしまう、という
おもしろいお祭りなのです。
たくさんのお坊さんが、「だーいはんにゃはらみった~!」と言いながら
経本をバサーーっと流すのは圧巻です。
そして、今年は長男もお坊さんたちと一緒にやりたい!と言うので
入堂から退堂までご一緒させていただき、経本を上から下へ流しました。
その様子を母はかたずをのんで見守りましたが、なかなか様になっており感動・・・
隣りに座る父に助けられながら一生懸命にやる姿に
母は一人涙したのでした。(それは言い過ぎか

準備の時にも経本が破れていないか、流しながらチェックするのですが
その時も長男が手伝っていました。なので、本人も本番もやりたい!と思ったのでしょうか、当日になって、やりたい、と言うので住職の許可を得てそれにいたったのですが大したものでした。
小僧さんのあの姿を見られただけでも、今日は来た甲斐があったよ!と言われる方もいて良かったなぁと思いました。
また、本日の大般若会と併せて、先日田中様より寄贈頂いた木造の大日如来像と
山ノ内町梅龍院畔上様より寄託された不動明王の開眼法要も執り行いました。
写真を載せたいところなのですが調子が良くなく

ご覧いただけないのが残念ですが、木造の大日如来様はとても立派で丁寧なものです。
玉泉寺の仁王像や、裏の東屋を造ってくださった田中様が
台座もすべてお一人で造られ、ご寄贈寄贈くださいました。
先日、4人がかりで運びこみ、安置されました。
また、山ノ内町梅龍院様より、ご縁あって不動明王像が寄託されました。
厨子は金箔も張り替えられ、漆も綺麗に塗られ立派です。
玉泉寺本堂脇に据えられ、本日無事に開眼法要を行うことができました。
それにつきまして、田中様、畔上様には御礼申し上げます。
玉泉寺へお越しの際は、ぜひ、こちらもご覧頂ければと思います。
役員さんを中心にご参加いただいている般若会ですが、本日も多くの方に
ご来山いただき、ありがとうございました。
私も皆さんとお話ができて、良かったです。ありがとうございました。
この転読によって功徳が皆さまにめぐり回り、またよいご縁を頂けますように。
心より、お祈り申し上げます。