2016年02月29日

初午の申し込み・準備、着々と!

3月13日の玉泉寺、初午の準備が進んでいます。

昨日は護摩を焚くのに使う、護摩木を毎年作ってくださる方が
今年届けてくださいましたface02face02
しっかり乾かしてあるから、よく燃えるよ~~、とのこと。



お札づくりも進んでいます。
方位除けのお札。
紙を折るところから始まります。
家相が悪い場合に置いたり、
家の中に悪い気が入らないように結界をはるお札です。ステキicon12icon12



難産除け(安産祈願)のお札も、今年は例年よりも
申し込み数が多そうですicon12
オメデタが多いのは嬉しいですicon14icon14

まだまだ準備は続きます。
お申し込みは、なるべくお早目に!
お待ちしております。

13日も、皆様のお越しをお待ちしております。






 


Posted by 玉泉寺 at 12:03 | Comments(0) | お寺
 

2016年02月15日

新年会にて思うこと

先週末は大町温泉郷にて、玉泉寺役員さんの新年会でありました。
毎年、この時期に役員さん、帳元さんをお招きしての会となります。

私もお嫁に来て、はや5年となったので
皆さんのお顔とお名前も一致し、
(最初の頃はたくさんの顔と名前を覚えるのが精一杯、
しかも同じ苗字の方がたくさんいらっしゃるので、余計にこんがらがったりしておりましたicon10icon10face07
それに比べれば、幾分余裕?をもってお話できるようにもなりました。

宴席ではお酒も入って
よりざっくばらんに役員さんたちひとりひとりと話ができるし、
私の気持ちも、役員さんたちの気持ちも聞けるので
私は、この新年会を密かな楽しみとしております。


「今年も一年、よろしくお願い致します」、という趣旨の新年会ですが
この新年会を通して、改めてお寺というのは檀家さんのものである、
お寺を必要としてくれる人たちのためのものである、と思うのです。

お寺は、住職やその家族のものでは決してありません。
よく、勘違いしてそのお寺が自分のものであり、檀家さんがそれに従わねばならないようなことを言うお寺さんがある、と聞きますが
全く違うと思います。

私たちお寺の人間は、檀家さんたちからこのお寺を任されているのであって、自分のものではなく、
住職という職も、檀家さんから選任されないとなれません。

私たち夫婦が、この山のお寺に住んでいることを不思議に思う人もたくさんいますが
お寺がこの場所にあり、また、少なからずご近所さんもいて、
この山のお寺でも必要としている人がまだいるうちは
私たちがここにいる意味は多いにあります。

このあたりに住んでいるご近所さんには
「お寺さんがいてくれて、本当にありがたい」、と言われます。
お寺がその地域のコミュニティの場であり、
これは昔ながらの話かもしれませんが
地域の相談役だったり仲介役、仲裁役などの役目もあるからです。

お寺がなんのために、誰のためにあるのかを考えると
当然自分のためではないわけです。
逆に、檀家さんや、その他の人たちからも
必要とされなくなれば、そのお寺は役目を終えるのかもしれません。

玉泉寺はこんな山奥にありながらも、まだまだ必要とされている!と感じるわけでありまして
(それは玉泉寺としても、仏教としても)私たちお寺の人間も、
檀家さんのために、世の人のために頑張らねばいけないと思うのです。

まずは、お寺を支えてくれる檀家さんのため。
そして仏教は素晴らしい教えだと思うのでそれを世の皆さんに役立ててもらうため。

改めて新年会で、檀家の皆さんに支えられ育てられ、と感じました。
私なんかは修行が足りない身ですが、これからもみなさんに必要とされる玉泉寺であるようにと願い、精進することを誓ったのでありました。














 


Posted by 玉泉寺 at 23:50 | Comments(0) | お寺
 

2016年02月11日

2016 初午星祭りの申し込み

2016年、玉泉寺の初午星祭りは3月13日(日)です。

初午とは、旧暦でみて新年初めての午の日のことをいいます。
今年は2月6日でした。

午の日は、春をもたらす田の神様が山から降りてくる日。
五穀豊穣や商売繁盛を祈願します。
狐をまつるお稲荷さんでは、農業の神様が狐に乗ってやってきたという
言い伝えもあって、初午の日に豊作を祈ると言われています。

2月の初午におまつりをするのが一般的ですが
玉泉寺ではまだ2月は雪深いので
参拝に来られる方が大変だろうということで
毎年、3月の第2日曜日というようになりました。
それでもまだまだ雪の多い玉泉寺・・・face07face07

今年も先月から準備を少しづつはじめ、
お札やお守り申込み帳の発送に取り掛かっています。




新たに申込みをされる方も増えてきています。
お札やお守りの申し込みを希望される方は
ご連絡ください★★

soratera@apost.plala.or.jp









 


Posted by 玉泉寺 at 23:21 | Comments(0) | お寺
 

2016年02月07日

万福寺さんの豆まきへ!

土曜日、いつもお世話になっている万福寺さんの
豆まきに行ってきました。
毎年2月のはじめに行われます。

護摩を焚いて、不動明王さまに一年の無病息災を祈念し
豆まきに使う豆やお菓子、お配りするお札などを護摩の火で浄めます。

今年は私も年女!
いつもは豆をひろう側ですが
今年は裃をつけて正装し、豆を投げますicon14icon14
初めて裃を身につけましたが、気持ちがピリリと引き締まります。





豆まきのあとは、万福寺さん手作りのお弁当をいただきます。
これが、実は一番の楽しみicon12icon12
素朴な美味しさが何とも言えませんicon12
たくさんのお弁当をつくるご苦労を思うと、頭が下がります。

お浄めされた豆を食べて、今年も元気に!過ごしたいと思いますface02face02icon09


 


Posted by 玉泉寺 at 19:27 | Comments(0) | お寺 | 暮らし | 子育て
 

2016年02月05日

雪中大根さがし

冬の寒い間、野菜たちが凍みないように
土を掘って、野菜(主に根野菜)を埋めておきます。

土の中は温かいので
埋めておくと、野菜が凍みずに冬を越せ
新鮮な状態でいつでも食べられる、という
自然の素晴らしい技があります。

で、冬本番前に
大根を埋めました。

一昨年は、土に埋めた後雪が降って、
どこに埋めたかわからなくなってしまった(!)ので
今年はきちんと、埋めたところに棒をたてて
大根の在りかが一目でわかるようにしておきました。

よーし、これで準備万端。

いよいよ雪が降って、雪中大根を掘りに行くか!と思ってみたら
なんと、子供が面白がって棒をたくさん立ててしまって
どっちの棒が大根なのかわからない状態にface08face08

仕方ないので、こっちかな?と思う方を掘ってみたらハズレ。
もうひとつ掘ってみたらアタリ。
思いがけず、大根の宝探しとなりましたface07



掘り出された大根はシャキシャキで、新鮮そのもの。
そりゃ、スーパーで買えばそれはそれで美味しいんだけど
土ってすごいなぁと改めて実感。

雪の下の雑草はまだ、緑色をしていて
自然の力強さを感じました。





 


Posted by 玉泉寺 at 10:13 | Comments(0) | 暮らし
 

2016年02月04日

豆まき

2月3日は節分。
皆さん、豆まきはされたでしょうか。

我が家も昨夜豆まきをしました。

全国的に豆まきに使う豆は、大豆が一般的なのだそうです。
私は小さい頃からずっと落花生だったので驚きでした。
地域によって大豆と落花生と、分かれるのだそう。

落花生の難点は、次の日
思いがけないところに落ちていると気づかずに
踏んでしまうところ。

早速、今朝もトイレでやってしまいました笑

気持ち新たに今年も一年、良い年でありますように。

お寺の鐘は昼11時半と夕方5時についていますが、
だいぶ日が長くなってきました。
以前は、夕方5時につこうとすると
辺りは真っ暗でしたが
今ではまだ明るい。

一歩一歩、少しづつ春に近づいています。
3月のお彼岸になれば、中日。
昼と夜の日の長さが同じになります。



その頃には、暖かくなって陽気も春めいてくるでしょう。
玉泉寺周辺の雪は、まだ溶けずに残っているかもしれませんが!


 


Posted by 玉泉寺 at 10:15 | Comments(0) | 暮らし | 子育て