2023年08月29日

喫茶山川草木、ソラテラ 9月 と 新町恐竜ウィーク

喫茶山川草木の9月 営業日。

毎週木曜日と、第1、第3土曜日です。
今月は、9/15-18まで信州新町で恐竜ウィークとなりますので
山川草木も、それに合わせて営業日の変更があります。

どうぞお気をつけてお越しください。


恐竜ウィークは
恐竜の着ぐるみを着て走る恐竜レースや
化石博物館のナイトミュージアム、犀川での屋形船運行、
新町町内の飲食店やお店を回るスタンプラリー
(これに山川草木も参加します)などなど、
信州新町をまるごと楽しめる4日間の街ぐるみのイベントです。

ぜひ、多くの方に新町へ足を運んでもらい
恐竜化石博物館や新町の街を楽しんでもらえたらと思います
長野市街から30分で来られる信州新町は
博物館、美術館、ジンギスカンに温泉、サップなどアクテビティもあって、
意外と気軽に遊べるところ。


恐竜ウィーク期間中の9/15,16は9月ソラテラとして
副住職によるお話会を。

9/17,18の2日間は山川草木もオープンし、
いつもと違ったメニューをお出ししますので、お楽しみにface02face02

皆様のお越しをお待ちしています!





 


Posted by 玉泉寺 at 14:39 | Comments(0) | 喫茶山川草木
 

2023年08月20日

2023 お盆 施餓鬼会、無事に

16日に玉泉寺の施餓鬼会が無事に終わりました。

新盆の方を主に、多くの方に手を合わせていただきました。

以前のように、直会として座っての食事会も行わず、
お帰りの際にお弁当をお渡しして終わり、であったので
法要が終わると皆さんお帰りになり
あっという間の施餓鬼会にホッと楽な気持ちやら、何となくさみしく物足りない気持ちやら。

直会があって、少し皆さんとお話する時間が以前はありました。
アフターコロナの変化として今後も
そうした食事会はなくなっていくでしょう。

迎える側としては高齢化で人手がなくなっている分、
楽にはなりましたが、少しさみしくもあります。


さて、そんな中でも施餓鬼会終了後、
いつもお手伝いに来てくれるNさんの子どもたちと一緒にスイカ割り!

子どもは大いに盛り上がりました。

今後は、新たなカタチの行事の様式と変わっていくのでしょう。

ご参拝頂いた方、お手伝いの皆さん、ありがとうございました。






 


Posted by 玉泉寺 at 21:30 | Comments(0) | お寺
 

2023年08月15日

お盆の裏側

お坊さんたちはお盆のお参りに出かけていて、忙しく出たり入ったりしています。

私はというと、その間お墓参りやお寺参りに来られる方が
いるのでお寺で留守番や掃除をしています。

お墓参りの方のほか、お骨や位牌をお預かりしている方も
手を合わせに来てくださり、
遠方から来る方もいます。

本堂でお線香をあげてもらったり、
時にはそうめんなど茹でて、お昼を一緒に食べたりします。
お昼食べていって、というと驚かれますが
たまたまそうした時間帯には一緒に。
住職のお母さん、まや子ばあちゃんもそうしてたように
なるべく扉は開けて、入りやすいよう、風通しよくしておきたい。

そうしたときに、お盆の話、お施餓鬼の話、
最近の様子など聞いたり話したりします。

今でも慣れはしませんが、
はじめの頃は戸惑うこともありました。
でもやはり、何年かしてお盆中に留守番をしてお話をする。
そのことの意義、大切さ、良さみたいなものを感じるようになりました。

お坊さんはお坊さんの外回り。
私は私で内のことを。
できたらいいな、と思っています。



 


Posted by 玉泉寺 at 09:17 | Comments(0) | お寺
 

2023年08月14日

お盆のお話 2

お盆には手を合わせ、感謝を、と書きましたが
お寺にいるとお盆でなくても
たくさんの仏さんの前で手を合わせることが毎日です。

仏像の仏様だけでなく
お預かりしているお骨やお位牌、過去帳など、
そういったものを含めて、その前で手をあわせます。

お釈迦様は曼荼羅、というものを編み出しましたが
その感覚は、仏像以外のお骨や位牌に囲まれてる中にいると
不思議と身に沁みてきます。

お寺に来る子どもたちが、本堂が怖い怖い、と言ったりしますが
怖くないよ、毎日手を合わせてありがとう、と言っているから
ここは怖くないところだよ、と話します。

すると子供は、少しづつ上目遣いで仏様を見たり、後ろのおどろおどろしそうな
ものを母親の陰から見たり。
その後に一生懸命、目を閉じて手を合わせていったりします。

霊は怖いけど、仏は怖くない。
霊を仏にするのが僧侶やお寺の仕事、役でもありますね。
それは儀式的なものもあるし
感覚的なものもあると思います。

怖かった本堂が、手を合わせ、ありがとうと呟いてみて
心に留め置くことで、次に目を開けたときには、何となくさっきと受ける感覚が違っている、という不思議。

どんないたずらっ子でも、本堂ではいい子、というのはよくあります。

いけないことをしたら怒られる、ということも、
仏教では因果応報。
仏さまを使って言えば、お不動さまに怒られるよ、見てるんだよ、ということになる。

心のなかで、手を合わせ感謝することで、怖いものが仏様になること。
そんな体験、お話も、お寺だからできると思います。
ぜひ、子どもたちを連れてお寺へ遊びに来てほしいと思います。










 


Posted by 玉泉寺 at 10:06 | Comments(0) | お寺
 

2023年08月12日

お盆のお話

お盆です。

お盆、の語源は盂蘭盆経うらぼんきょう、という経典の名前が由来しています。
そのお経の中に説話として、こんなお話が。

神通力を持つ目連尊者というお釈迦様の弟子が
亡くなったお母さんが、あの世でどうしているか見たところ
血の池地獄、針山地獄など、地獄で苦しんでいたのです。

困った目蓮さんはお釈迦様に相談しました。
地獄にいる餓鬼たちに施しをしなさい、
と言われ、そのようにしたところ
施しをしたことが巡り巡ってお母さんを助けることとなり
お母さんは地獄から出て、安穏に過ごした、ということです。


このように餓鬼に施す、と書いて施餓鬼。
目に見えない餓鬼、精霊たちに施す、供養をすることが
直接的ではないけれど縁となって自分や、また身近なところへ戻ってくる、
というお話です。

仏教の核なる考えの縁、がよく分かる話だなあと思います。
お盆は、このように先祖もそうだし餓鬼もそうだし、
目には見えないけど自分をつくってくれた者ものに手を合わせる日ですね。

そこから自分は一人で生きてるのではなく 
生かされている、とも感じるし
今ある環境に感謝や反省の心も生まれます。

ぜひぜひ、お盆にはお墓やお寺、仏壇で手を合わせ
感謝をしてみてほしいと思います。 


Posted by 玉泉寺 at 23:38 | Comments(0) | お寺