お盆のお話 2
2023年08月14日
お盆には手を合わせ、感謝を、と書きましたが
お寺にいるとお盆でなくても
たくさんの仏さんの前で手を合わせることが毎日です。
仏像の仏様だけでなく
お預かりしているお骨やお位牌、過去帳など、
そういったものを含めて、その前で手をあわせます。
お釈迦様は曼荼羅、というものを編み出しましたが
その感覚は、仏像以外のお骨や位牌に囲まれてる中にいると
不思議と身に沁みてきます。
お寺に来る子どもたちが、本堂が怖い怖い、と言ったりしますが
怖くないよ、毎日手を合わせてありがとう、と言っているから
ここは怖くないところだよ、と話します。
すると子供は、少しづつ上目遣いで仏様を見たり、後ろのおどろおどろしそうな
ものを母親の陰から見たり。
その後に一生懸命、目を閉じて手を合わせていったりします。
霊は怖いけど、仏は怖くない。
霊を仏にするのが僧侶やお寺の仕事、役でもありますね。
それは儀式的なものもあるし
感覚的なものもあると思います。
怖かった本堂が、手を合わせ、ありがとうと呟いてみて
心に留め置くことで、次に目を開けたときには、何となくさっきと受ける感覚が違っている、という不思議。
どんないたずらっ子でも、本堂ではいい子、というのはよくあります。
いけないことをしたら怒られる、ということも、
仏教では因果応報。
仏さまを使って言えば、お不動さまに怒られるよ、見てるんだよ、ということになる。
心のなかで、手を合わせ感謝することで、怖いものが仏様になること。
そんな体験、お話も、お寺だからできると思います。
ぜひ、子どもたちを連れてお寺へ遊びに来てほしいと思います。
Posted by 玉泉寺 at 10:06 | Comments(0)
| お寺
お寺にいるとお盆でなくても
たくさんの仏さんの前で手を合わせることが毎日です。
仏像の仏様だけでなく
お預かりしているお骨やお位牌、過去帳など、
そういったものを含めて、その前で手をあわせます。
お釈迦様は曼荼羅、というものを編み出しましたが
その感覚は、仏像以外のお骨や位牌に囲まれてる中にいると
不思議と身に沁みてきます。
お寺に来る子どもたちが、本堂が怖い怖い、と言ったりしますが
怖くないよ、毎日手を合わせてありがとう、と言っているから
ここは怖くないところだよ、と話します。
すると子供は、少しづつ上目遣いで仏様を見たり、後ろのおどろおどろしそうな
ものを母親の陰から見たり。
その後に一生懸命、目を閉じて手を合わせていったりします。
霊は怖いけど、仏は怖くない。
霊を仏にするのが僧侶やお寺の仕事、役でもありますね。
それは儀式的なものもあるし
感覚的なものもあると思います。
怖かった本堂が、手を合わせ、ありがとうと呟いてみて
心に留め置くことで、次に目を開けたときには、何となくさっきと受ける感覚が違っている、という不思議。
どんないたずらっ子でも、本堂ではいい子、というのはよくあります。
いけないことをしたら怒られる、ということも、
仏教では因果応報。
仏さまを使って言えば、お不動さまに怒られるよ、見てるんだよ、ということになる。
心のなかで、手を合わせ感謝することで、怖いものが仏様になること。
そんな体験、お話も、お寺だからできると思います。
ぜひ、子どもたちを連れてお寺へ遊びに来てほしいと思います。