2021年08月15日

悲しみを知る人たちは

雨が降り続いています。


玉泉寺でも裏山には十分に気を付けていますが
引き続き、土砂災害や河川の反乱には注意が必要です。
国道19号も通行止めになってしまい、心配です。



この雨の中、そしてコロナが増えている最中ですが、
住職、副住職ともに、了承を得て
お檀家さん周りをしています。

私が「この雨やコロナの中、お参りに来てほしいって言っていただけるって有り難いし、嬉しいね。」、と言うと
副住職が、「それ以上に悲しみを知っているんだよ」、と話してくれました。

私は基本、お寺で留守番ですが
各地域のお檀家さん周りをしている住職や副住職は、
きっと、そこで色々な話をしているし
聞いていることでしょう。

新盆のお宅もあるし、毎年お参りに出かけるお宅もあります。

でもやはり、お盆には来てほしい、来てくれて有り難う、と言って下さるのは
大切な人を失くした人であるからこそ
そう強く思うのではないかと、思いました。

そしてお坊さんも、それに応えられるように。
必要とされるものでありたいものです。

自分が悲しい思いをした分、
誰かの悲しみも分かる。

そんな事を思ったのでした。



 


Posted by 玉泉寺 at 09:07 | Comments(0) | お寺