地域おこし協力隊さん 視察に

2014年05月21日

昨日、地域おこし協力隊戸隠地区の方と市の担当の方が
信州新町に視察に来られて、玉泉寺へもお越しいただきました。

地域おこし協力隊さん 視察に

まずは本堂にてお寺の説明から。

ソラテラのお話など、私がここに暮らして思うこと、感じることなどもお話しました。

地域おこし協力隊については、様々な分野で活躍を耳にするので
長野市においても採用となったことはとても嬉しいです。

田舎や地方にある宝というのは、地元の人よりも他から来た人の方が気づきやすいので、その力を活かさない手はありません。
しかも、若く、都会から来た人たちはアイデアも斬新だったりするので考えることが面白い。
それと行政、地域がうまく絡んで地域発○○、がたくさん生まれるといいな、と思います。

地元の方も、そんな新しい動きをウェルカムすることが大切だと思います。

長野県民の特徴として、
長所は勤勉、まじめで短所は排他的、疑いやすい、などよく言われます。
この地区のここがいいよ、と言っても「いやいや、そんなものは。。。」みたいな、
最初から劣等感を抱いている場合がある!気がします。

長野県の良さは、田舎や自然にあると思います。
私も高校生までは、「長野なんて!」と思って、ずっと東京に憧れていました。

大学、社会人を東京などで数年すごし、久々に長野に帰ってきたときに
車で温泉やスキー、キャンプなど、いろんなところに行けるようになって行動範囲が広がると、
長野もいいじゃん、と思うようになっていました。

高校生までは、自転車や電車までの距離が最大になってしまうので、
長野特有の自然を知ることができなかったのですね。

と、いうことは、小さいうちから親が、
たくさん長野の自然とふれあいを持たせてあげるって、大事なことなんだな、と思いました。
子どもは一人で温泉やスキー、登山には行けないから
親や学校、大人たちが自然をたくさん見せてあげることが大切だと。

そう思うと、今の子どもは体力不足で親の方から、
「うちの子は登山なんて無理です!」みたいなことをいう家庭もある、それによって
学校でも登山を見合わせる、とかそんな話も先日新聞に載っていました。

それは、とても問題だと思います。
自然を知らなければ、自然をいいとも何とも思わない長野っ子になってしまいます。
それを大人になってから、自然はいいよ、長野は素晴らしいよ、長野は観光県だよと言ったって
単純に面白い都会に惹かれることは間違いありません。

長野県の教育、どうなるの??
私も、小さい頃は夏の登山が苦手だったけど、でも
大事なことだと思います。都会の子どもにはできないことだから。
ただの登山、ではなくて、もっと大事な意味があると思うのです。

そんなことも、昨日の協力隊員さんたちとお話したことで
感じました。


今後も長野市の地区には協力隊員が増え、
新町地区にも夏頃には、ジンギスカン、羊の関係で2名ほど地域おこし協力隊員が着任するようです。
一緒に、面白いことができたらいいな、と今から楽しみにしています。




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Posted by 玉泉寺 at 23:25 | Comments(0) | 暮らし
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