そして漬物を漬ける

2020年08月24日

そしてまた、漬物を漬ける日々。



こないだ、梅を漬けたと思ったら
もう、ウリの粕漬けの季節です。

早いですねー


こうして季節を感じるワタシ…

6月に漬けた梅は、沢山あるので
冷凍しておいて、必要に応じて解凍します。
お盆過ぎに漬けたウリは9月下旬〜お正月にかけて
毎年頂きます。

そして11月ころになると、野沢菜&たくあん漬けがやってきて…
てな感じに巡っていくのです。

3月くらいまでは野沢菜漬けを食べて、
そこから6月の梅までは間が少し空くので
菜の花の間引きしたような柔らかい青菜を
浅漬けにして頂くのです。
大体、3月4月頃は
今は何も野菜が無いだよ〜、って言うのが
合言葉みたいになっていて
冬の間、土にいけておいた
大根やネギを掘ってきて食べたりするんです。

自然ってすごいなぁ
土ってすごいなぁ、と
思うわけです。
基本、季節の野菜。
冬にトマトやきゅうりは食べないし
夏に大根や白菜は食べません。
自然の恵みを頂いているんだな、と感じます。


ウリも、今年の長雨により
他の作物と同様に不作です。
玉泉寺では毎年、ありがたい事に
はる子さんにウリを漬けて頂いていました。

ウリの粕漬けはとても手間がいって、
ウリを塩漬けした後、砂糖で塩抜きして、
2日ほど後に押しをして、それから粕に漬ける、
という手順です。
ね?言われても分からないでしょう(笑)

それを毎年、はるこさんは
あと粕で漬けるだけにした状態でウリを持ってきてくれていました。

私は、その前の塩抜きする段階から教えてほしかったのですが
都合がつかず、毎年その機会を逃していましたが…

今年は、初!
塩抜きから教えてもらいました!

その手間のかかることといったら…

何十キロもの重石をしなくてはならないので
高齢のはるこさんには重労働。
これを毎年やっていてもらったのかと思うと
感謝感謝です。
酒っぽい粕漬けの味が甘く思い出されます……

仮面ライダーばりのはる子さんも、
最近は腰が曲がってきはじめたとか。
漬物はじめ、お寺の行事の際の台所など、
ずっと頼りにしてきたはる子さんだけど、
これからは私もそのはる子さんの後をしっかりと
継いでいかねば、と思ったのでした。

それでも、まだまだ頼りにしてしまうはる子さん。

これからはもっと、はる子さんのお手伝いもしないとな。

美味しい粕漬けになりますように!


そして漬物を漬ける







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Posted by 玉泉寺 at 23:03 | Comments(0) | 暮らし
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