喫茶 山川草木の想い

2022年06月09日

喫茶 山川草木、本日は二日目。

先日日曜日に、無事にオープンいたしました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
お祝いのお花もたくさん、ありがとうございます。
この場を借りて感謝申し上げます。

温かい言葉、お祝いのお花、アドバイスなどいただき、
まだ試行錯誤もしながらですが、お寺の中、ゆったりとした時間を過ごしていただけたらと思います。

山川草木は、近年の田舎、里山への注目や、
峰街道などで観光で訪れる方にも気軽にお立ち寄りいただける場所を、
と思い寺内に設けましたが
もちろん、その背景にはお寺だからこそ、という思いがあります。


お寺というのは今も昔も拠り所であるということ。
先日、観光協会の方ともそんな話になりました。
玉泉寺にも、相談やお話に来られる方が多くいますが
もっと気軽に寄れるといいのに、という思い。

お寺って、法事の時にしか行かない、という人が多いので
遊びに来てね、と言っても、
遊びに行っていいの?何しに行くの?突然行っていいの?
そりゃ、そうよね・・。


昔は、もっと地域が狭くて窮屈でもあったかもしれないけど
困ったときは誰かに聞く、ということができたんじゃないか、
聞ける人、相談できる人が身近にいたんじゃないかと思うのです。

今は、自由、個人主義、自己責任、といったように社会が変わっています。
これは、優秀で器用で有能な人にとっては良いけど
そうでない人にとっては、居場所がなくなってしまうように思います。
自己責任になった分だけ気軽に相談できる場所も人も、関係もなくなってしまう。
不器用な人にとっては、座る椅子がない状態です。
そして、それを皆が見ぬふり、手を差し伸べることを控えてる感じ。


ソラテラでもそうですが、
訪れた人がポロっと話した言葉から宗教話になったり
墓じまいの話題になったり、身近なあれこれから、いろんな話へと飛ぶわけです。
普段何気なく、思ったこと、困ったこと、今後どうしたらいいだろうと思う事、
お寺というなんとなく、その雰囲気だからこそ
普段は話さないような真面目な話もできるような気もします。

そして、そういう場は必要なのではないかと思います。

お寺は治外法権なので、お寺の中ではだれもが平等、というような
空気があると私は感じます。
そんな中で出る会話に耳を傾け
時代によって、お寺も柔軟に世の中に添っていけたらと思うのです。

今日も、喫茶営業中に、住職が本堂でお経をあげるなどしていました。
副住職もウロウロ?いえ、雑務しています。icon16
お気軽に声をかけてください。face02face02


もちろん、話などせずとも
ただただ、ゆっくりと過ごしていただければと思います。



喫茶 山川草木の想い
こちらが喫茶の入り口

喫茶 山川草木の想い
7月の営業日 第一日曜に変更となっています。


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Posted by 玉泉寺 at 17:21 | Comments(0) | 喫茶山川草木
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