大般若会 準備!
2014年05月03日
玉泉寺では、毎年子どもの日に大般若会(だいはんにゃえ)が行われます。
真言、天台、曹洞宗の寺院のみで行われる行事だそうで、玉泉寺では江戸時代から続いています。
たくさんのお坊さんが「だいはんにゃはらみった~」とお唱えしながら蛇腹に折られた大般若経典を、上から下へ扇のように開いていくこの独特の行事は、三月の初午護摩法要とはまた違った様子で圧巻です。
そもそも大般若会というのは、六百巻ある大般若経典を一年に一度お唱えすることで、無病息災を祈願する行事です。
ただ、膨大な大般若経を唱えることは簡単ではないため、先に書きましたように、お経本を扇のように開きながら六百巻もあるそれを読んだフリ(!)にしてしまおうという、なんともユニークなものなのです。
玉泉寺に残されている大般若経典は古く、江戸時代のものが今も使用されています。
経典の裏をみると文化十三年と書かれており、この大般若会の準備として、毎年、一冊一冊開いては破れている箇所がないか細かくチェックする作業が地道に行われています。


この、古い経典。歴史を感じます^^
Posted by 玉泉寺 at 23:15 | Comments(0)
| お寺
真言、天台、曹洞宗の寺院のみで行われる行事だそうで、玉泉寺では江戸時代から続いています。
たくさんのお坊さんが「だいはんにゃはらみった~」とお唱えしながら蛇腹に折られた大般若経典を、上から下へ扇のように開いていくこの独特の行事は、三月の初午護摩法要とはまた違った様子で圧巻です。
そもそも大般若会というのは、六百巻ある大般若経典を一年に一度お唱えすることで、無病息災を祈願する行事です。
ただ、膨大な大般若経を唱えることは簡単ではないため、先に書きましたように、お経本を扇のように開きながら六百巻もあるそれを読んだフリ(!)にしてしまおうという、なんともユニークなものなのです。
玉泉寺に残されている大般若経典は古く、江戸時代のものが今も使用されています。
経典の裏をみると文化十三年と書かれており、この大般若会の準備として、毎年、一冊一冊開いては破れている箇所がないか細かくチェックする作業が地道に行われています。
この、古い経典。歴史を感じます^^