天涯孤独の仮面ライダー
2016年12月25日
あれよあれよ、と言う間にクリスマスになり、
もう年の瀬です。
一年は早いなぁと感じてはいましたが
こんなに早かったかしら??
年々、その早さに驚きます。
さて、私は年末になって、子どもの風邪をもらってしまい
ここ2,3日寝込んでいました。(せっかくのクリスマスなのに!)
週末の連休にかぶってしまい、子どももどこにも行けずの3連休。
かわいそうだなぁ、と思っていました。
外へ行けない子どもは家で人形を使って、仮面ライダーごっこ。

私も人形を一つ持たされ、横になりながら相手をします。
「とりゃーーー!!!」
「ウルトラ仮面ライダーーーーーーーーキッーーーーーーーク!!!!」
こちらが負けないと永遠と終わらないので、適当なところで
「うぅっ!や、ら、れ、た。。。。。」 ガクッ
今日はこの後、変化球を投げてみました。
「俺はいつも闇の中で戦い、仲間はみんな死んだ。
俺は独りぼっちなんだ。」と私。
「それじゃぁ・・・、俺と仲間になるか?」と息子。
「なる!・・・いいのか?…お前、いい奴だな。
俺はもう、家族も仲間も、みんな、戦いで失くしてしまったんだよ。。。」
「・・・そうか。それじゃぁ、夢をみればいい。夢で会えるぞ。」
!!!!!
まさか!!そうきましたか!!すごいぞ、5歳息子!
なるほどー。夢か。そう感心して、さらに深堀してみました。
「夢か…。夢で会えるのか。でもなぁ、俺は悲しすぎて、眠れない。」
「では、はかを作るんだ。」
??はか??
あ、墓か!!!!
おぉおおお!へぇ~、よくそんな言葉でてくるなぁ!とさらに感心。
「お父さんやお母さんの墓を作るんだ。四角い墓を。
そして、そこで寝ればいい。
そうしたら夢が見られるぞ。いつでも同じ夢で会える。」
おおおお!!!なんだか、すごく腑に落ちてしまう私。
天涯孤独の仮面ライダーの気分になって、考えてみると・・・・
もう、家族も仲間もいなくて寂しい自分。
寂しすぎて夢も見られない。
…確かに、そんな状態なら、お墓の前に行って
手を合わせたくなるかも。
ぽっかりとした状態の中、何かにすがりたくて、
お墓がなければ、どこにいけばいいの??って
何に向かってわんわん、泣きたくなってくる。・・・・ような気がしました。
昨今は、墓じまいと言われています。
お墓を造っても、後を継ぐ人がいない。
散骨など、後に残らず簡単な方法で済ませる、ということも増えているようです。
しかし、最近では、その簡単に済ますことの弊害も少なからず出てきているようで
ある程度歳を重ねた後、自分のルーツなどを調べて田舎に来ると先祖の墓が分からない、という人もいるようです。
時代とともに、変わることはあるし、変わっていかねばならない部分もあります。
それでも、5歳の子どもの言う言葉にハッとさせられたのでした。
ちなみに、彼は四角い墓…の前に「真田丸にでてきた、四角い墓」、と言っていました。(笑)
もう年の瀬です。
一年は早いなぁと感じてはいましたが
こんなに早かったかしら??
年々、その早さに驚きます。
さて、私は年末になって、子どもの風邪をもらってしまい
ここ2,3日寝込んでいました。(せっかくのクリスマスなのに!)
週末の連休にかぶってしまい、子どももどこにも行けずの3連休。
かわいそうだなぁ、と思っていました。
外へ行けない子どもは家で人形を使って、仮面ライダーごっこ。
私も人形を一つ持たされ、横になりながら相手をします。
「とりゃーーー!!!」
「ウルトラ仮面ライダーーーーーーーーキッーーーーーーーク!!!!」
こちらが負けないと永遠と終わらないので、適当なところで
「うぅっ!や、ら、れ、た。。。。。」 ガクッ
今日はこの後、変化球を投げてみました。
「俺はいつも闇の中で戦い、仲間はみんな死んだ。
俺は独りぼっちなんだ。」と私。
「それじゃぁ・・・、俺と仲間になるか?」と息子。
「なる!・・・いいのか?…お前、いい奴だな。
俺はもう、家族も仲間も、みんな、戦いで失くしてしまったんだよ。。。」
「・・・そうか。それじゃぁ、夢をみればいい。夢で会えるぞ。」
!!!!!
まさか!!そうきましたか!!すごいぞ、5歳息子!
なるほどー。夢か。そう感心して、さらに深堀してみました。
「夢か…。夢で会えるのか。でもなぁ、俺は悲しすぎて、眠れない。」
「では、はかを作るんだ。」
??はか??
あ、墓か!!!!
おぉおおお!へぇ~、よくそんな言葉でてくるなぁ!とさらに感心。
「お父さんやお母さんの墓を作るんだ。四角い墓を。
そして、そこで寝ればいい。
そうしたら夢が見られるぞ。いつでも同じ夢で会える。」
おおおお!!!なんだか、すごく腑に落ちてしまう私。
天涯孤独の仮面ライダーの気分になって、考えてみると・・・・
もう、家族も仲間もいなくて寂しい自分。
寂しすぎて夢も見られない。
…確かに、そんな状態なら、お墓の前に行って
手を合わせたくなるかも。
ぽっかりとした状態の中、何かにすがりたくて、
お墓がなければ、どこにいけばいいの??って
何に向かってわんわん、泣きたくなってくる。・・・・ような気がしました。
昨今は、墓じまいと言われています。
お墓を造っても、後を継ぐ人がいない。
散骨など、後に残らず簡単な方法で済ませる、ということも増えているようです。
しかし、最近では、その簡単に済ますことの弊害も少なからず出てきているようで
ある程度歳を重ねた後、自分のルーツなどを調べて田舎に来ると先祖の墓が分からない、という人もいるようです。
時代とともに、変わることはあるし、変わっていかねばならない部分もあります。
それでも、5歳の子どもの言う言葉にハッとさせられたのでした。
ちなみに、彼は四角い墓…の前に「真田丸にでてきた、四角い墓」、と言っていました。(笑)