2022年09月11日
9月ソラテラ 写経会でした
9月のソラテラ、行いました。
今月は写経会でした。
心落ち着け、静かに小一時間ほど、集中…
最後に皆さん、願い事を書き入れ奉経。
字がキレイに書けなくても良い、
ありのままに、良寛さんのように。、と
副住職の話。
少しホッとひと息ついて
コーヒーとおやつと漬物で茶話会をしました。
定期的にやりたい!という要望もあり、
それに応えたい。
さて、どのようにしようかな。
もうしばらく、お待ちください。
そして、来月のソラテラもお待ちくださいね。
追ってお知らせ致します(^^)
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

今月は写経会でした。
心落ち着け、静かに小一時間ほど、集中…
最後に皆さん、願い事を書き入れ奉経。
字がキレイに書けなくても良い、
ありのままに、良寛さんのように。、と
副住職の話。
少しホッとひと息ついて
コーヒーとおやつと漬物で茶話会をしました。
定期的にやりたい!という要望もあり、
それに応えたい。
さて、どのようにしようかな。
もうしばらく、お待ちください。
そして、来月のソラテラもお待ちくださいね。
追ってお知らせ致します(^^)
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

2022年08月25日
お寺のお手伝い
お盆前。
夏休み中に、長男の友達がお寺に泊まりに来ました。
今どきの子供らしくゲーム三昧だったのですが、
他のこともしてもらわなくちゃ困る!、ということで
お盆の準備をおおいに手伝ってもらいました。
お手伝いをお願いすると、えぇ〜〜、となるのですが
お盆のこと、子どもたちは進んで手伝ってくれました。
お手伝いをしながら、泊まりに来た友達が
「おばけって怖いな…」「お寺って幽霊いるんでしょ」、という話題になり
お盆だから、みんなのご先祖さんが帰ってきてるんだよ、という話や
みんながお手伝いしてくれたり供養してくれるから
お寺に怖い幽霊はいないよ、とか
そんな話をしながら作業を進めました。
こうした会話は家庭ではできないけど
お寺であればすんなりと聞くことができるなぁと感じました。
自分はご先祖さんや、色んな人がいるから存在しているんだ、と
漠然とでも感じること。
子供にとっても大人にとっても
大切な場であると改めて思いました。

夏休み中に、長男の友達がお寺に泊まりに来ました。
今どきの子供らしくゲーム三昧だったのですが、
他のこともしてもらわなくちゃ困る!、ということで
お盆の準備をおおいに手伝ってもらいました。
お手伝いをお願いすると、えぇ〜〜、となるのですが
お盆のこと、子どもたちは進んで手伝ってくれました。
お手伝いをしながら、泊まりに来た友達が
「おばけって怖いな…」「お寺って幽霊いるんでしょ」、という話題になり
お盆だから、みんなのご先祖さんが帰ってきてるんだよ、という話や
みんながお手伝いしてくれたり供養してくれるから
お寺に怖い幽霊はいないよ、とか
そんな話をしながら作業を進めました。
こうした会話は家庭ではできないけど
お寺であればすんなりと聞くことができるなぁと感じました。
自分はご先祖さんや、色んな人がいるから存在しているんだ、と
漠然とでも感じること。
子供にとっても大人にとっても
大切な場であると改めて思いました。

2022年08月18日
お盆も無事に
今年もお盆が過ぎました。
一年に一度、ご先祖さまが帰ってきて
ゆっくりと過ごし、ご供養をする期間。
お盆を過ごすことによって、
目には見えない、自分を包む自分を超えたなにか大きなものの存在を
私達は感じることができます。
そうしたものに感謝し、
また、自分や周りを捉え直すことができるのがお盆。
ミクロの視点からマクロの視点まで併せ持つのが
仏教の良いところだなと思います。
コロナ対応が続きますが、今年も施餓鬼会を行うことができました。
そして、8月上旬の大雨により
お寺の裏の柿の木が崩れてしまいました。
今もなお東北や九州では豪雨災害が起きています。
本当に近年の豪雨には脅かされます。
温暖化による影響であることに違いありません。
身を守ることと環境を考えること、
それぞれに考え直さねばならないと改めて感じました。

一年に一度、ご先祖さまが帰ってきて
ゆっくりと過ごし、ご供養をする期間。
お盆を過ごすことによって、
目には見えない、自分を包む自分を超えたなにか大きなものの存在を
私達は感じることができます。
そうしたものに感謝し、
また、自分や周りを捉え直すことができるのがお盆。
ミクロの視点からマクロの視点まで併せ持つのが
仏教の良いところだなと思います。
コロナ対応が続きますが、今年も施餓鬼会を行うことができました。
そして、8月上旬の大雨により
お寺の裏の柿の木が崩れてしまいました。
今もなお東北や九州では豪雨災害が起きています。
本当に近年の豪雨には脅かされます。
温暖化による影響であることに違いありません。
身を守ることと環境を考えること、
それぞれに考え直さねばならないと改めて感じました。

2022年06月22日
寺内におやつクラブと古着スペースを
寺内でもあり、喫茶店内の一角。
ご自由にお持ち帰りいただける食品、古着を置くスペースを設えました。
「おてらおやつクラブ」。
奈良県内にあるお寺さんが事務局となっている特定NPO法人です。
お寺さんにあがるお供えを、仏さまからのおさがりとして、
必要な施設や家庭へおすそ分けする活動をしています。
玉泉寺も賛同寺院として活動していましたが、
寺内に喫茶をオープンしたのを機に、おやつクラブスペースを設けることにしました。
ご自由にお持ち帰れますが、賞味期限2ヶ月以内のもの、
日持ちのするものなら、お持ち込み頂くことも大歓迎です。
ご家庭では食べないもの、余っているものなどあれば、
この場に置かせていただきます。
不定期ですが全国へも発送しています。
古着は、現在、受付しておりません。
我が家の子どもたちのお古ですが、状態の良いものを置いてあります。
靴もあります。
手にとってご覧いただくのはご自由にどうぞ
お持ち帰りいただくときは、一応、ひと声かけてもらえればと思います。

ご自由にお持ち帰りいただける食品、古着を置くスペースを設えました。
「おてらおやつクラブ」。
奈良県内にあるお寺さんが事務局となっている特定NPO法人です。
お寺さんにあがるお供えを、仏さまからのおさがりとして、
必要な施設や家庭へおすそ分けする活動をしています。
玉泉寺も賛同寺院として活動していましたが、
寺内に喫茶をオープンしたのを機に、おやつクラブスペースを設けることにしました。
ご自由にお持ち帰れますが、賞味期限2ヶ月以内のもの、
日持ちのするものなら、お持ち込み頂くことも大歓迎です。
ご家庭では食べないもの、余っているものなどあれば、
この場に置かせていただきます。
不定期ですが全国へも発送しています。
古着は、現在、受付しておりません。
我が家の子どもたちのお古ですが、状態の良いものを置いてあります。
靴もあります。
手にとってご覧いただくのはご自由にどうぞ

お持ち帰りいただくときは、一応、ひと声かけてもらえればと思います。
2022年05月24日
偉大なる大般若経の風
本来なら5月5日に行う予定である大般若会。
今年も中止となりましたが、大般若経典の補修は毎年しなければなりません。
やろうやろうと出しておいて、忙しいまま後回しにしておりましたが
コロナ自粛の一週間、良い機会と思い
子供たちを本堂で遊ばせながら、カビ臭い経典を広げました。
ブログで以前も紹介した、大般若経典ですが
江戸初期、四代〜五代将軍、1670〜80年の時代、
鐵眼というお坊さんが全国行脚し勧進をして
印刷(といっても、この時代は木版でしたが)技術を向上させ、
大般若経典の普及に尽力したのであります。
玉泉寺に残されている大般若経典にも
延宝五年(1677年)五月、薩州鹿児島 市左右衛門、彦兵衛 六銭
などと記されています。
思うに、鐵眼和尚が薩摩まで勧進に行き、市左右衛門や彦兵衛さんが六銭の
寄進をしたのだと思います。
六百巻ある大般若経典の中には
薩州の他、肥後、備前、備後、越前、讃州讃岐、尾州尾張、武州武蔵、などなど…
各地寺院の名前やその座主、はたまたその土地土地で市左右衛門や彦兵衛のように寄付したのであろう老若男女の名前が残されているのです。
その多くは田舎の貧しい人たちなのであろうと思います。
五代将軍綱吉の母、桂昌院の発願によって本山護国寺は造られたそうですが
大般若経典はそのような時の権力者の莫大な財力をもってつくられたものでは決してないということです。
そこにまた、しびれます。
一つ一つ、衆生の声を積み上げていった感があります。
鐵眼和尚が全国を周り、これほどまでに寄付を得たということは
どれほど、都から離れた田舎の人々でさえも大般若経を聴きたがっていたし
読みたがっていたのかと思います。
そして、その歴史を知るとともに。
今、手元に江戸初期の経典が有るということが信じられない思いです。
かび臭いけれど、少しもよれていない、丈夫な和紙に
しっかりと濃く刻まれた一つ一つの文字は、
江戸初期に鐵眼和尚と、寄進した彦兵衛さんたちの思いによって
令和の時代に生きる私達にも大般若経典の功徳を届けてくれている。
大般若経典をめくる風をあびると一生の功徳を得る、というのですが
昔々の人々の魂の風が、大般若経典にのっているかのように思えるのです。
京都奈良といった古都であれば、こうした経典などはざらにあるのでしょうが
この山深い玉泉寺にも残されているのは、有り難いことだなと感じるしかありません。
副住職と二人、五月の爽やかな風に吹かれながら
本堂にて大般若経典の補修ができることが幸せだなぁと思うのでした。


今年も中止となりましたが、大般若経典の補修は毎年しなければなりません。
やろうやろうと出しておいて、忙しいまま後回しにしておりましたが
コロナ自粛の一週間、良い機会と思い
子供たちを本堂で遊ばせながら、カビ臭い経典を広げました。
ブログで以前も紹介した、大般若経典ですが
江戸初期、四代〜五代将軍、1670〜80年の時代、
鐵眼というお坊さんが全国行脚し勧進をして
印刷(といっても、この時代は木版でしたが)技術を向上させ、
大般若経典の普及に尽力したのであります。
玉泉寺に残されている大般若経典にも
延宝五年(1677年)五月、薩州鹿児島 市左右衛門、彦兵衛 六銭
などと記されています。
思うに、鐵眼和尚が薩摩まで勧進に行き、市左右衛門や彦兵衛さんが六銭の
寄進をしたのだと思います。
六百巻ある大般若経典の中には
薩州の他、肥後、備前、備後、越前、讃州讃岐、尾州尾張、武州武蔵、などなど…
各地寺院の名前やその座主、はたまたその土地土地で市左右衛門や彦兵衛のように寄付したのであろう老若男女の名前が残されているのです。
その多くは田舎の貧しい人たちなのであろうと思います。
五代将軍綱吉の母、桂昌院の発願によって本山護国寺は造られたそうですが
大般若経典はそのような時の権力者の莫大な財力をもってつくられたものでは決してないということです。
そこにまた、しびれます。
一つ一つ、衆生の声を積み上げていった感があります。
鐵眼和尚が全国を周り、これほどまでに寄付を得たということは
どれほど、都から離れた田舎の人々でさえも大般若経を聴きたがっていたし
読みたがっていたのかと思います。
そして、その歴史を知るとともに。
今、手元に江戸初期の経典が有るということが信じられない思いです。
かび臭いけれど、少しもよれていない、丈夫な和紙に
しっかりと濃く刻まれた一つ一つの文字は、
江戸初期に鐵眼和尚と、寄進した彦兵衛さんたちの思いによって
令和の時代に生きる私達にも大般若経典の功徳を届けてくれている。
大般若経典をめくる風をあびると一生の功徳を得る、というのですが
昔々の人々の魂の風が、大般若経典にのっているかのように思えるのです。
京都奈良といった古都であれば、こうした経典などはざらにあるのでしょうが
この山深い玉泉寺にも残されているのは、有り難いことだなと感じるしかありません。
副住職と二人、五月の爽やかな風に吹かれながら
本堂にて大般若経典の補修ができることが幸せだなぁと思うのでした。


2022年05月15日
ずくだせ 御朱印の旅
先週金曜日、ずくだせテレビ「御朱印の旅」に玉泉寺出ました。
信州新町も紹介されていましたね!
住職と最後にちらりと副住職も。
御朱印の旅は、放送をご覧になってる方が多いようで
テレビ放送後、御朱印を頂戴しに来られる方がぐっと増えました。
皆さん、色んなお寺にお参りに行かれているんですね。
中澤アナウンサーも、玉泉寺の山奥加減に驚かれておりました!
ジンギスカンのお土産もテレビに出てましたね!
ひはら食堂は、私も大好き!
お蕎麦もジンギスカンも美味しいです!
今回はテレビに出ませんでしたが、
さぎり荘では犀川でサップもやってますし!
新町道の駅は、いつ行っても混んでるし!
ぜひ信州新町まで足を伸ばしてみてください


信州新町も紹介されていましたね!
住職と最後にちらりと副住職も。
御朱印の旅は、放送をご覧になってる方が多いようで
テレビ放送後、御朱印を頂戴しに来られる方がぐっと増えました。
皆さん、色んなお寺にお参りに行かれているんですね。
中澤アナウンサーも、玉泉寺の山奥加減に驚かれておりました!
ジンギスカンのお土産もテレビに出てましたね!
ひはら食堂は、私も大好き!
お蕎麦もジンギスカンも美味しいです!
今回はテレビに出ませんでしたが、
さぎり荘では犀川でサップもやってますし!
新町道の駅は、いつ行っても混んでるし!
ぜひ信州新町まで足を伸ばしてみてください



2022年05月04日
感謝です
GWです。
この山奥の玉泉寺にもお客さんがお見えになるなど
忙しい連休を過ごしています。
先日、オオカミの御札を求めに埼玉からお見えになった方が居まして
他にもう一枚、お寺にあります猫の御札、養蚕のためのネズミ除けの札ですが
デザインがかわっていて、猫が梵字になっているのです。
その御札が珍しいので、こうした御札が他にもあるのか
何か分かったら教えて下さい、とお話していたのですが
埼玉へ帰られて、そのまた2日後に
御札のお礼に、と埼玉から来られたのです。
その猫の御札のことも、他のお寺へ行って調べてきてもくださいました。
なんと、そんなに直ぐに来られるなんて、と
驚きもしましたが、決して近くはないのに
何度も足を運んでくださって有り難いなと、感動しました。
玉泉寺近くの集落出身で今は東京で暮らしている方も
先祖供養のために毎年5月の大般若会頃に来てくださっていました。
今年は大般若会は開催されないけれど手を合わせに来てくださいました。
遠く離れていても、こちらを気にかけてくださる。
毎年この時期に元気なお顔を拝見できて嬉しく思います。
また、GWも半ばの今日、お客さんがたくさん来られるだろうから、と
ワラビやウド、コゴミなど山菜をたくさん持って来てくださった方もおりました。
しかも夜。
なんとなんと、有り難いことでしょう。
関東からもお客さんがみえますし、山菜は喜ばれます。
そうしたことまで考え、持ってきてくださるのも
なんと頭の下がることです。
皆さんに足を運んでもらい、
皆さんの思いに支えられ、お寺はあるんだなぁと思うことばかりです。
ありがとうございます。
皆様も残り、良いGWをお過ごしください。
この山奥の玉泉寺にもお客さんがお見えになるなど
忙しい連休を過ごしています。
先日、オオカミの御札を求めに埼玉からお見えになった方が居まして
他にもう一枚、お寺にあります猫の御札、養蚕のためのネズミ除けの札ですが
デザインがかわっていて、猫が梵字になっているのです。
その御札が珍しいので、こうした御札が他にもあるのか
何か分かったら教えて下さい、とお話していたのですが
埼玉へ帰られて、そのまた2日後に
御札のお礼に、と埼玉から来られたのです。
その猫の御札のことも、他のお寺へ行って調べてきてもくださいました。
なんと、そんなに直ぐに来られるなんて、と
驚きもしましたが、決して近くはないのに
何度も足を運んでくださって有り難いなと、感動しました。
玉泉寺近くの集落出身で今は東京で暮らしている方も
先祖供養のために毎年5月の大般若会頃に来てくださっていました。
今年は大般若会は開催されないけれど手を合わせに来てくださいました。
遠く離れていても、こちらを気にかけてくださる。
毎年この時期に元気なお顔を拝見できて嬉しく思います。
また、GWも半ばの今日、お客さんがたくさん来られるだろうから、と
ワラビやウド、コゴミなど山菜をたくさん持って来てくださった方もおりました。
しかも夜。
なんとなんと、有り難いことでしょう。
関東からもお客さんがみえますし、山菜は喜ばれます。
そうしたことまで考え、持ってきてくださるのも
なんと頭の下がることです。
皆さんに足を運んでもらい、
皆さんの思いに支えられ、お寺はあるんだなぁと思うことばかりです。
ありがとうございます。
皆様も残り、良いGWをお過ごしください。
2022年04月26日
令和四年度 大般若会中止のお知らせ
毎年5月のこどもの日に行っている
玉泉寺の大般若会は、今年度も中止となります。
大般若会は、お坊さんが大勢で大きな声を出して修法するものなので
なかなか、どのように行えるのか?を考えるのが難しいのと
近隣、同宗派のお寺さん、お坊さんをお招きするものなので
自分たち一寺院の判断で行えない、といった側面があり
コロナとなって、ここ3年間、
残念ですが玉泉寺では大般若会は開いておりません。
地域、お寺さんによっては、行っているところもあります。
また、玉泉寺でもそうですが
正式な大般若会ではありませんが、
膨大な大般若経典の虫干し、点検修理も兼ねて
大般若経を転読し、住職副住職による読経を行います。
そして季節のヨモギを摘んで
身近な人たちと草餅を作ってお祝いしようと思います。
コロナによって、伝統芸能が衰退する、といったニュースを耳にしました。
発表する場がない、練習ができない、という理由だそうです。
お寺の行事などはどうだろう?
郷土食は、芸能と同じなのではないかと思いました。
少なくとも玉泉寺では行事のときにお出ししている
薪で蒸す赤飯、おとうじ蕎麦、草餅、こんにゃく、など
地域のおばちゃんたちと一緒に作るのが郷土食の継承の一つでありましたが
それらが一切無くなり、教わりながら作る、ということができなくなりました。
一緒に作って食す、ということができないコロナ禍ですが
郷土食、伝統食の継承という点からも
気をつけながら、そして意識しながら
少しでもそうした場を持つことの重要性を感じたのでした。
玉泉寺の大般若会は、今年度も中止となります。
大般若会は、お坊さんが大勢で大きな声を出して修法するものなので
なかなか、どのように行えるのか?を考えるのが難しいのと
近隣、同宗派のお寺さん、お坊さんをお招きするものなので
自分たち一寺院の判断で行えない、といった側面があり
コロナとなって、ここ3年間、
残念ですが玉泉寺では大般若会は開いておりません。
地域、お寺さんによっては、行っているところもあります。
また、玉泉寺でもそうですが
正式な大般若会ではありませんが、
膨大な大般若経典の虫干し、点検修理も兼ねて
大般若経を転読し、住職副住職による読経を行います。
そして季節のヨモギを摘んで
身近な人たちと草餅を作ってお祝いしようと思います。
コロナによって、伝統芸能が衰退する、といったニュースを耳にしました。
発表する場がない、練習ができない、という理由だそうです。
お寺の行事などはどうだろう?
郷土食は、芸能と同じなのではないかと思いました。
少なくとも玉泉寺では行事のときにお出ししている
薪で蒸す赤飯、おとうじ蕎麦、草餅、こんにゃく、など
地域のおばちゃんたちと一緒に作るのが郷土食の継承の一つでありましたが
それらが一切無くなり、教わりながら作る、ということができなくなりました。
一緒に作って食す、ということができないコロナ禍ですが
郷土食、伝統食の継承という点からも
気をつけながら、そして意識しながら
少しでもそうした場を持つことの重要性を感じたのでした。
2022年03月20日
無償の施しを
雪が溶けて。
玉泉寺のお地蔵さんも、赤い頭巾を新調しました。
はるこさんの手作りです。
雪が溶けたら着せてやってね、と預かっていました。
頭巾と前掛けとセットになったものを受け取り、
上手だなぁ、有り難いなぁと感謝です。
こうした無償の施しを、今の私たちは、
なかなかできるものではありません。
お年寄りは時間があるからできるんじゃないかって?
いえいえ、はるこさんはスーパーおばあちゃん。毎日大忙しの人です。
時間があるからと言って、できることではないと思うのです。
その気持ち。その行為。
お寺にいると、そうした周りの人の気持ちがよく分かります。
もうそのままで、仏さま。
ありがとうございます。

玉泉寺のお地蔵さんも、赤い頭巾を新調しました。
はるこさんの手作りです。
雪が溶けたら着せてやってね、と預かっていました。
頭巾と前掛けとセットになったものを受け取り、
上手だなぁ、有り難いなぁと感謝です。
こうした無償の施しを、今の私たちは、
なかなかできるものではありません。
お年寄りは時間があるからできるんじゃないかって?
いえいえ、はるこさんはスーパーおばあちゃん。毎日大忙しの人です。
時間があるからと言って、できることではないと思うのです。
その気持ち。その行為。
お寺にいると、そうした周りの人の気持ちがよく分かります。
もうそのままで、仏さま。
ありがとうございます。

2022年03月16日
令和四年度 初午星祭り護摩祈祷会 3
内容は変わりませんが、編集しなおした動画をもういっちょ。
https://www.youtube.com/watch?v=B0cXBNUGTYw
改めまして、ご参拝いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、連日、当日お手伝い頂いた皆さんにも、感謝申し上げます。
コロナにより、従来の方法で行事ができなくなる中
どのようにしたら感染リスクが減り、安心して来ていただけるかと考え
試行錯誤しながらの準備となりました。
結果、昨年とも参拝方法を変え、
午前中は役員さんのみでの護摩祈祷会、
午後から一般参拝の受付とお札の受け取り、というようにしました。
護摩祈祷会が見られない分、ユーチューブ配信もすることにしました。
まる一日、お祭りを行っている状態なので
その間の役員さんやスタッフのお弁当をどうするか、ということで
外注ではなく、お寺で手作り弁当を作ってみようと、お手伝いしていただき
役員さん、スタッフ分、約40個を手作りしました。
厨房は大変だったと思いますが、美味しいお弁当になり、みんな大満足でした。
コロナがなければ行事に限らず全てが従来通りに進んでいったと思います。
コロナによって、どうするか?を考えることができ、良くも悪くも一石を投じてくれたと思います。
そして、今まで何となく行っていた物事を、改めて考え捉えなおす機会であったと思います。
この変化が、このまま続き、もとには戻らないかもしれない。
戻ることもあるかもしれない。
簡素であった方が良い部分と、繋がりがあった方が良い部分と。
両極端な部分を見定めながら、しかし、この山奥のお寺としてできること、求められることをやっていきたいと思うところであります。
今回の護摩祈祷会も、様々ご意見あると思いますが
反省点含めて、来年度に活かしたいと思います。
ご意見ありましたら、ぜひ、お聞かせください。
最後に、当日撮影をして下さり、素晴らしい映像を作ってくださったお二方にも
心から感謝申し上げます。
お忙しいところ、時間を作っていただいて本当にありがとうございました。


https://www.youtube.com/watch?v=B0cXBNUGTYw
改めまして、ご参拝いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、連日、当日お手伝い頂いた皆さんにも、感謝申し上げます。
コロナにより、従来の方法で行事ができなくなる中
どのようにしたら感染リスクが減り、安心して来ていただけるかと考え
試行錯誤しながらの準備となりました。
結果、昨年とも参拝方法を変え、
午前中は役員さんのみでの護摩祈祷会、
午後から一般参拝の受付とお札の受け取り、というようにしました。
護摩祈祷会が見られない分、ユーチューブ配信もすることにしました。
まる一日、お祭りを行っている状態なので
その間の役員さんやスタッフのお弁当をどうするか、ということで
外注ではなく、お寺で手作り弁当を作ってみようと、お手伝いしていただき
役員さん、スタッフ分、約40個を手作りしました。
厨房は大変だったと思いますが、美味しいお弁当になり、みんな大満足でした。
コロナがなければ行事に限らず全てが従来通りに進んでいったと思います。
コロナによって、どうするか?を考えることができ、良くも悪くも一石を投じてくれたと思います。
そして、今まで何となく行っていた物事を、改めて考え捉えなおす機会であったと思います。
この変化が、このまま続き、もとには戻らないかもしれない。
戻ることもあるかもしれない。
簡素であった方が良い部分と、繋がりがあった方が良い部分と。
両極端な部分を見定めながら、しかし、この山奥のお寺としてできること、求められることをやっていきたいと思うところであります。
今回の護摩祈祷会も、様々ご意見あると思いますが
反省点含めて、来年度に活かしたいと思います。
ご意見ありましたら、ぜひ、お聞かせください。
最後に、当日撮影をして下さり、素晴らしい映像を作ってくださったお二方にも
心から感謝申し上げます。
お忙しいところ、時間を作っていただいて本当にありがとうございました。