2020年06月18日

世の中もお寺もどう変化するか?

不要不急の外出を控えて3か月あまり。

玉泉寺周辺ではその辺を散歩しても
全く人と会わないので、基本、日々の生活は変わりなしicon16
「外出しなくても、問題ないのでは・・・?」という思いが。

買い物も、まとめ買い。
むしろ棚の奥に忘れ去られていた食材を見つけて使ったり。
冷凍庫のコレなんだっけ?というものがかなり処理されて、すっきりしました。

家の周辺を満喫する、
家仕事できなかったことをやる、
ステイホームしたことで意外と忙しかった、という人もいるのでは。


ただこれが、車がないとまとめ買いできない、
人と会う仕事をされている方はセーブしなければならなかったり、
予防しながら外出せねばならない、など立場がそれぞれ違うので
一様にはまとめられませんが

結論を言えば、特に外出しなくてもまったく困らなかったのです。
いかに、不要不急の用事をしていたのか、ということを感じました。

お客さんが来なくて困る、という飲食店、宿泊業も
在りますが、本当においしいところ、魅力的なところは
なくならないと思います。
これだけ外出を控えていると
「○○に行って、○○したい!」とか
「○○の○○が食べたい!」など、目的がはっきりしてくる気がします。
本物だけが残っていくのではないでしょうか。


緊急事態宣言も解かれ徐々に経済活動も戻しつつ、戻りつつありますが
どのように世の中は変わるのでしょうか。
それとも変わらないのでしょうか。

でも価値観は確かに変わりつつあります。
今後、リモートワークが可能であるなら
高い家賃を払って都会に住むのではなく
物価の安い地方に住みリモートで仕事をすることもできます。

移住者人気NO.1の長野県は、移住者向けの相談に力を入れるといい、と
新聞にも書かれていました。
より多様な働き方、暮らし方が選択される社会になっていきますね。

その中で、お寺どのように変化していくのでしょう。
また、変化せねばならないのでしょう。

コロナの影響で葬儀やお斎がより一層簡素化になり、
遠隔でお経をあげるお坊さんもいます。
動画で瞑想や、法話をするなど、様々な取り組みがなされています。

お寺は、お坊さんの私的所有物ではなく、檀家さんや地域のもの。
社会に必要とされること、公益的な役割が課せられていると感じますので
まずはそのことを念頭に在りたいと思います。

















 


Posted by 玉泉寺 at 18:14 | Comments(0) | お寺 | 暮らし